「ネバー・エンディング・ストーリー」のファルコンの死骸が打ち上げられる! 全身を白い毛で覆われた謎生物に地元民困惑=フィリピン
あまりにもファンタジックな遺体がビーチに打ち上げられていたことが明らかになった。全身毛むくじゃらの謎生物に世界中の人々は、“あの有名キャラクター”を連想せずにはいられないようだ。
英紙「Telegraph」(2月24日付)などによると、謎の生物がフィリピンの海岸に打ち上げられたのは今年2月のこと。全身を白い毛のようなものに覆われた姿に地元民をはじめ、フィリピン政府も困惑を隠しきれない様子だったようだ。
なにはともあれ、まずは写真をご覧頂こう。
全長6.3メートルもある巨大生物だ。白い毛からホッキョクグマのような印象を受けるが、そんな巨大なホッキョクグマが存在するはずもない。ネット上では、この生物を巡り、懐かしいあのキャラクターを連想する人もいる。
「これは映画『ネバー・エンディング・ストーリー』に登場するファルコンじゃないか?」(Twitterユーザー)
「あーあの!」と手を叩いた読者もいるのではないだろうか。ドイツを代表する児童文学作家ミヒャエル・エンデの原作『はてしない物語』の映画化作品『ネバー・エンディング・ストーリー』に登場する毛むくじゃらのドラゴンである「ファルコン」にそっくりなのだ。まさか、ファンタジーの世界から空想生物がやってきたというのだろうか!?
調査にあたったフィリピン水産資源局はクジラであると断定しているが、どの種類のクジラかはいまだ分かっていないという。だが、こんな毛むくじゃらのクジラは存在するのだろうか? 謎は残る。
英紙「Daily Mail」によると、今回の生物と酷似した毛むくじゃらの巨大生物は、1924年にも南アフリカの海岸に打ち上げられており、謎生物「Trunko」として地元民に恐れられたそうである。実は、世界には我々の知らない異世界生物たちがあちこちに潜んでいるのかもしれない。少なくとも、そう信じたくなるようなニュースであることは間違いないだろう。
参考:「Telegraph」、「Disclose.tv」、ほか
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