奇習! 毎月15日、「神楽の面」をつけた夫婦たちが交歓SEX…! 村に平穏をもたらした子宝祈願の乱交文化=東北
【日本奇習紀行シリーズ】 東北地方
人間の欲望というものは実に限りのないもので、たとえば、誰もが望むような幸せな結婚生活を手に入れたとしても、それこそ「隣の芝は~」ではないが、他所の家庭の夫や妻が、無性に恋しく思われたりもするものだ。そして、そんな人々の欲望は、得てして、実に奇妙奇天烈な文化や習慣を生むのである。
「……まあ、“よその女”ってのは、それだけで不思議とムラムラくるもんでね(笑)。きっとみんなそう感じてたから、ああいう風習があったんじゃないかって思うよ」
自身が暮らしていたという、東北地方のとある寒村にかつて存在していたという“夫婦交歓”の風習についてそう語りはじめたのは、現在もなお、同地方で細々と農業を営んでいるという山江省三さん(仮名・81)。山江さんの話によると、その昔、この地方の村々では、毎月決められた日に、すべての夫婦が参加する形で、“子宝祈願”と称する乱交パーティじみた催しが行われていたのだという。
「毎月ね、15日になるとさ、子供や年寄りが寝静まった頃合を見計らって、みんなで家を抜け出してね、村全体で持っている雑木林に集まるの。それでね、頭数を数えて全員そろったことを確認したら、みんな一斉に着ているものを脱ぎ捨ててね、イタするっていうわけ(苦笑)」
とはいえ、いくら村人の間に“そういう認識”があると言っても、常日頃から顔を合わせている近隣の人々と、そうした行為に勤しむというのは、なんともバツが悪いもの。そのため、そうした気まずさを回避する目的からなのか、参加する各家の夫妻たちは、事前に配られている神楽の面をつけるしきたりとなっていたのだという。
「お面はね、前日の晩にさ、男女別々に配られるから。そうね、適当な感じで。だから、事前に誰がどのお面をつけてるかっていうのは、ひとつ屋根の下で暮らす夫婦同士でもわからないわけ。そういう仕掛けなもんだからね、いざ始まっちまうと、自分の女房や旦那がどこにいるのかさえもわからないっていう……な? 面白いだろ?(笑)」
闇夜のドサクサに乗じる形で、お面をつけたままで、のべつまくなしに他人妻や他人夫と交わり続けていたのだという、当地の人々。無論、傍目に見るとそれは、奇習以外の何物でもない行為だ。
「……一応、建前としちゃあ、“子宝祈願”っていうのがあるわけだけれどもね、そのご利益があるかどうかは、今でも正直わからんところだね。けど、ご利益はともかく、みんながみんな楽しんでいたし、そのおかげで村じゃ諍いごとひとつありゃしなかったんだから、ああいうことを意味自体はね、たしかにあったと思うよ(苦笑)」
山江さんが語るように、本来の目的でる“子宝祈願”のご利益はともかく、この行事のおかげで、日々の暮らしは平穏そのものだったという当地の人々。そうした意味で言えば、“それなりの成果”はあったと見るべきなのかもしれないのだが……如何だろうか。
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