>  >  > ハロウィン前後にM6以上の地震が起きる!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
kinkyu.jpg
画像は「地震解析ラボ」より

 今月28日付『zakzak』(産経新聞社)の記事によると、電気通信大学名誉教授の早川正士氏を所長とする「地震解析ラボ」が、今月31日までに茨城県沖でM6以上の地震が発生する可能性があると発表した。

 電磁環境学(電波理工学)を専門とする早川氏は、電磁気現象と地震の関係などについて研究してきたが、1995年の阪神淡路大震災以降、電磁気的手法による地震予知の研究に従事している。『地震は予知できる!』(KKベストセラーズ)や『なぜ電磁気で地震の直前予知ができるか』(日本専門図書出版)など数々の著書を持つ、地震予知の第一人者とされる人物だ。

 そこで今回は、急遽、早川氏の地震予知手法を解説するとともに、今後数日以内に茨城県沖で強い地震が起きる可能性について検討することにしたい。


■徹底解説:早川氏の地震予知手法とは?

 早川氏によると、現在、信頼に足る地震の前兆現象は10種類ほど認められるが、その中でも電離層の擾乱(じょうらん)現象は、氏がこれまで数百のデータを収集し、地震との相関関係が統計的に確立されたとしている。

 この電離層とは、高度60~500kmの上空に位置する大気の上層部にある領域のことだが、地上から発せられた電波を反射する性質を持つ。この反射が異常を示す(電離層の高度が低くなる)現象が電離層擾乱で、地震の約1週間前から観測されるようになるという。

 メカニズムとしては、地震発生前に地中の岩石破壊により電気が発生、そして地上に放出された電気エネルギーが大気上層部まで達し、電離層に乱れを引き起こす可能性が考えられるようだ。

kinkyu_2.jpg
画像は「YouTube」より

 早川氏はこの現象をVLF波(超長波)によって観測するが、そのためのネットワークが全国に構築されているという。そして電離層擾乱の膨大なデータを収集した氏は、ついに「マグニチュード6以上、震源が浅い地震、夜間のみを見ることで1週間前に必ず予兆が出る」(『巨大地震はいつ来るのか』、別冊宝島2143、宝島社)という法則を突き止めた。

 この実績により、早川氏は電気通信大学、千葉大学、中部大学の産学連携事業として「地震解析ラボ」を立ち上げ(2010年)、電磁気観測による「短期地震予知」システムを考案、世界で初めて「地震予測情報」の事業化を行った。現在では法人・個人向けに有料で情報提供している(月額600円。スマートフォン用のアプリによる情報提供も含む。情報が制限されるが無料版も有り)。


■近年の予測が続々的中!

 さて早川氏は、今年9月11日に、「9月15日から19日までの間に関東内陸部でM5.5程度、最大震度5強」という予測を発表。実際に9月16日12時28分頃、茨城県南部を震源とするM5.6、最大震度5弱の地震が発生し、予測を的中させた。

 さらに、昨年4月13日に淡路島付近でM6.3の地震が発生しているが、その2週間前の4月1日に「近畿・四国(奈良~徳島)で4月4日~14日にM5程度の地震がある」との予測を発表。こちらも見事に的中させた。

 そして今回、氏は「茨城県沖の海底を震源とするM6以上の地震が今月31日までの間に発生する可能性が出ている。内陸型ではないため、それほどの揺れにはならないかもしれないが、津波には警戒が必要だ」(『zakzak』、2014年10月28日、産経新聞社)と最新の予測を発表したのだ。

関連キーワード

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。