ハロウィン前後にM6以上の強い地震が起きる? 茨城県沖で複数の危険な徴候が!!
■早川氏の予測を補強する材料が他にも!?
では、早川氏の予測に対応する前兆現象が他方面でも観測されているのだろうか。
筆者が主催するサイト「地震前兆ラボ」の「リアルタイム地震前兆データ」のページでは、ロシアの地球物理学者であるV・N・ヴォスコフ氏による地震予測マップを掲載している。この10月29日公開の予測マップでは、茨城県沖あたりに、M5~6を意味する緑色の丸印が付けられており、これはちょうど早川氏の予測と一致する。
また、海上保安庁のサイトでは海水温の変化を示す「表面水温偏差図」が毎日提供されているが、29日朝に更新されたマップを見ると、ちょうど茨城県沖あたりは海水温が高くなっていることを示す濃い赤い色となっている。筆者の今までの観察では、海溝型地震が発生する震源付近では、事前にこのような海水温の上昇が見られるようだ。
今回注目されている茨城県沖では、太平洋プレートが、日本列島が乗るユーラシアプレートの下に沈み込み、さらに茨城県南部ではフィリピン海プレートが上記2つのプレートの間に割り込む形で沈み込んでいるという複雑な構造となっている。そのため、このエリアではプレート活動により毎週のように地震が発生する。だが、M6以上の規模となると、1年に何度もあるわけではないが、今日を含めてあと2日、さて結果はどうなるだろうか。いずれにしても、注意しておくに越したことはないだろう。
【参考】
・『巨大地震はいつ来るのか』(別冊宝島2143、宝島社)
百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose
※百瀬氏が企画・執筆したコンビニムック『予言・天変地異』(ダイアプレス)、発売中!
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2024.10.02 20:00心霊ハロウィン前後にM6以上の強い地震が起きる? 茨城県沖で複数の危険な徴候が!!のページです。ハロウィン、地震予知、百瀬直也、大気、電磁気などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで