“妖精”に出会ったら絶対にやってはいけない9つの禁忌 — 可愛い存在は幻想だった

妖精に出会ったら絶対にやってはいけない9つの禁忌 — “可愛い存在”は幻想だったの画像1
イメージ画像 Created with AI image generation

「妖精(フェアリー)」と聞いて、ディズニー映画に出てくるようなキラキラした羽の生えた可愛らしい存在を思い浮かべるなら、それは大きな間違いかもしれない。

 古来より、妖精は気まぐれで強大な力を持つ畏怖の対象であり、時には人間をさらい、命さえ奪う危険な存在として恐れられてきた。アラブのジンやインドのガンダルヴァなど、姿形は違えど世界中で「異界の住人」として語り継がれている。

 今回は、もしあなたが深い森の中で不思議な光や円形のキノコを見つけたとき、命を守るために絶対にやってはいけない「妖精のルール」9選を紹介しよう。

1. 「妖精の砦」を荒らしてはならない

 アイルランドの風景に点在する円形の石積み、「フェアリー・フォート(妖精の砦)」。考古学的には人間が作った住居跡とされるが、伝承では妖精が作ったものだ。これを壊したり邪魔したりした者には、少なくとも7年間の不運、あるいは死に至る呪いが降りかかると言われている。土地開発でこれを壊そうとした業者が次々と不幸に見舞われたという現代の都市伝説も少なくない。

2. 「妖精の輪」に足を踏み入れてはならない

 森の中でキノコが円を描いて生えているのを見たことがあるだろうか。これは菌糸が放射状に広がる自然現象だが、欧州では「妖精の輪(フェアリー・リング)」と呼ばれ、夜中に妖精たちがダンスをした跡だと信じられている。

 この輪の中にうっかり足を踏み入れると、妖精の世界(異界)へ連れ去られたり、二度と戻ってこられなくなったりする。輪の朝露に触れるだけでも不運を招くというから、見つけても遠巻きに眺めるのが賢明だ。

妖精に出会ったら絶対にやってはいけない9つの禁忌 — “可愛い存在”は幻想だったの画像2
イメージ画像 Created with AI image generation

3. 鉄とクローバーで身を守れ

 妖精は鉄を嫌う。かつて親たちは子供が妖精に取り替えられないよう、ベッドのそばに鉄のハサミを置いたという。玄関に蹄鉄を飾るのも魔除けの一種だ。

 また、セントジョーンズワート(オトギリソウ)や四つ葉のクローバーは、妖精の幻術を見破る力があるとされる。

4. 鬼火(ウィル・オ・ザ・ウィスプ)について行ってはならない

 沼地で青白く光る火の玉。科学的には腐敗した植物から出るガスの自然発火だが、古くからこれは妖精や霊魂の誘惑だとされてきた。この光について行くと、底なし沼に引きずり込まれ、二度と帰れなくなるという。

妖精に出会ったら絶対にやってはいけない9つの禁忌 — “可愛い存在”は幻想だったの画像3
イメージ画像 Created with AI image generation

5. サンザシの木を切ってはならない

 アイルランドでは、孤独に立つサンザシの木は異界へのポータル(入り口)だと考えられている。これを切り倒すことはタブー中のタブーであり、土地の所有者に甚大な災いをもたらす。逆に大切にすれば幸運を招くとも。

6. 贈り物と親切を忘れるな

 妖精はクリームやバター、宝石などの贈り物を喜ぶ。また、グリム童話の「ホレおばさん」のように、親切で勤勉な者は報われ、意地悪な者は罰を受けるという教訓話も多い。見返りを求めない善行こそが、最強の防御策かもしれない。

7. ブラウニーに服をあげてはいけない

 家の手伝いをしてくれる妖精ブラウニー。彼らに服をプレゼントすると、「侮辱された」あるいは「契約終了」とみなされ、家を出て行ってしまう。ハリー・ポッターの屋敷しもべ妖精の元ネタだが、彼らは自由を喜ぶのではなく、仕事を奪われることを嫌う職人気質なのだ。

妖精に出会ったら絶対にやってはいけない9つの禁忌 — “可愛い存在”は幻想だったの画像4
イメージ画像 Created with AI image generation

8. 妖精の国で何も食べてはいけない

 もし妖精の世界に招かれても、出された食事には絶対に口をつけてはならない。一口でも食べれば、あなたは永遠にその世界に縛り付けられることになる。浦島太郎のように、戻ってきた時には地上の時間が数百年過ぎていた、なんてことになりかねない。

9. 自然を敬え

 妖精は自然の守護者だ。川を汚したり、無意味に木を傷つけたりすることは、彼らを激怒させる一番の近道だ。自然を愛し、共存する心を持つことこそが、妖精と仲良くする(あるいは祟られない)ための基本ルールなのである。

 現代社会で妖精なんて…と笑うかもしれないが、ふとした瞬間に感じる「気配」は、彼らがすぐそばで見ている証拠かもしれない。とりあえず、森でキノコの輪を見つけても、決して中に入らないようにしよう。

参考:MENTAL FLOSS、ほか

関連キーワード:, ,
TOCANA編集部

TOCANA/トカナ|UFO、UMA、心霊、予言など好奇心を刺激するオカルトニュースメディア
Twitter: @DailyTocana
Instagram: tocanagram
Facebook: tocana.web
YouTube: TOCANAチャンネル

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

“妖精”に出会ったら絶対にやってはいけない9つの禁忌 — 可愛い存在は幻想だったのページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング05:35更新