「宇宙人は存在しない」 中国のノストラダムスが語るUFO機密公開の嘘とCERN“異次元ポータル”陰謀論

トランプ大統領の指示によるUFOファイルの情報開示には別の目的があるのか――。“中国のノストラダムス”がUFO関連文書の情報開示は人々の注意をそらすためなのだと指摘している。
■シュエキン氏「宇宙人はいない」
ドナルド・トランプが2025年にホワイトハウスに復帰し、彼の政権下でアメリカとイスラエルがイランと戦争に突入することを2004年5月の時点で予測して的中させた“中国のノストラダムス”ことジャン・シュエキン氏は、米政府によるUFO情報公開の取り組みに注目している。
「Sneako」として知られるユーチューバーのインタビュー動画の中で、シュエキン氏はUFOファイルに記録されている未解明の目撃情報の中に本物のUFOや宇宙人がいるという考えを否定した。
「誰もがそれが全くのナンセンスだと知っている。全くのデタラメです。宇宙人なんていないし、宇宙人の技術も存在しない。幻覚に過ぎない。ただ人々の注意をそらすためのものです」(シュエキン氏)
シュエキン氏は、人々が相反する恐怖や信念体系を受け入れるにつれて、社会はますます分裂しつつあると主張する。
UFOにばかり注目する人もいれば、人工知能や政府の陰謀、あるいは超自然的な力への懸念に固執する人もいるとシュエキン氏は言及し「そして人々は自分の殻に閉じこもってしまう。将来起こるであろう残虐行為について考えてみれば、人々は圧倒されてしまうだろう」と警告している。
UFO関連文書に気を取られている間に、社会はさらに分断し、将来的に取り返しのつかない悲劇が起き得るというのだろうか。そして「残虐行為」とはどれほど酷いものなのか。
5月8日に始まった情報開示の取り組みで、数々の文書、写真、動画などが開示され、UFOと地球外生命体についての議論が再燃している。
しかしシュエキン氏は、UFOへの関心が人々の注意をより深刻な社会問題から逸らしていると考えている。彼が主張したのは、最大の危険は地球外生命体ではなく、恐怖、不安、不信感がますますはびこる社会にあるという。

人々は困難な現実と向き合うよりも、慰めとなる物語に頼る傾向があり、それが国家全体を弱体化させるような分断を生み出す可能性があるとシュエキン氏は警告する。
「彼らはむしろ目を閉じ、耳を塞いで、普通の世界で暮らしたいのです。歴史的に見ても、帝国が内戦によって衰退したり、疲弊したりする例はこれまでにもありました」(シュエキン氏)
シュエキン氏は歴史を通じてエリートたちは超自然的な存在や異次元の存在を信じており、人間の意識はそれらと交流できる可能性があると主張してきたと論じている。一部の権力者がそのような存在との接触を通じて隠された知識、医療技術、そしてより大きな影響力を求めているという陰謀論が語られているが、その主張を裏付ける証拠はない。
シュエキン氏はさらに物議を醸すような領域にも踏み込み、世界で最も野心的な科学技術プロジェクトの中には、公に表明されている目標をはるかに超えた動機によって推進されているものがあるかもしれないと示唆した。
大型ハドロン衝突型加速器を運営する欧州原子核研究機構(CERN)を例に挙げると、シュエキン氏は各国政府がなぜ素粒子の研究に莫大な費用を費やしているのか疑問を呈した。
「なぜ彼らは素粒子を探すために1兆ドルもの資金を投じているのか、自問自答する必要があります」(シュエキン氏)
シュエキン氏はCERNの実験は単に科学的知識を進歩させるためではなく、異次元への扉を開くために設計されているという、長年にわたって囁かれているオンライン上の陰謀論に言及している。はたしてCERNの衝突型加速器は素粒子の研究が目的ではなく「異次元ポータル」を開くために作られたのだろうか。
UFOファイルの公開は人々の注意を逸らすためである一方、本当の“陰謀”はこのCERNのような計画に仕組まれているということなのか。シュエキン氏の最新の発言をどう理解すればよいのか、現時点ではなんとも評し難いようだ。
参考:「Daily Mail」、「UNILAD」ほか
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