「トランプは3期目を狙う」”中国のノストラダムス”が語る4つの戦慄予言 —— 米内戦、AI監視国家、東アジア戦火

「予言者」と聞けば、多くの人はブルガリアの盲目の老女ババ・ヴァンガや、16世紀フランスのノストラダムスを思い浮かべるだろう。だがいま、まったく異なる肩書きを持つ人物が世界の注目を集めている。学術論文を書き、ポッドキャストに出演し、そして淡々と「次に何が起きるか」を語る中国系カナダ人の教授だ。
その人物こそ、TOCANAでもたびたび報じているジャン・シュエキン教授である。彼がいわゆる”予言界”で一躍名を馳せたのは、米国とイランの間で武力衝突が起きることを事前に指摘していたからだ。単なる「当たった」ではなく、3つの予言がことごとく的中したとして、いつしか「中国のノストラダムス」という異名がついて回るようになった。そのシュエキン教授が先日、人気ポッドキャスト「Diary of a CEO」に出演し、新たに4つの予言を語った。内容は、どれひとつとして明るいものではない。
「トランプ3期目は違法ではない」——その抜け穴とは
最初の予言は、アメリカ国内の話だ。シュエキン教授は「アメリカで内戦が起き、トランプは3期目を実現する」と主張する。これを聞いた多くの人は「憲法違反では?」と思うだろう。教授自身もその点を聞かれているが、答えはこうだ。「非常識で不道徳なこと、間違ったこと、危険なこと、邪悪なことはある。違法なこともある。だがトランプが3期目を務めることは、違法ではない」。
教授が示す抜け穴は2つある。ひとつは、息子やJDヴァンスといった人物を大統領候補として当選させ、その後にトランプが副大統領として入り込み、就任後に権力を移譲させるシナリオ。もうひとつは、2028年までにアメリカが「あらゆる国と戦争状態」に突入した場合、緊急戦時権限を発動して憲法を事実上停止するというシナリオだ。「まともな道徳心を持つ人間なら絶対にやらない。でもそれがトランプを止める理由にはならない」と教授は付け加えた。笑えないジョークのような話だが、彼の口調は至って真剣だ。

米中「大取引」——中国は両方の味方をする
2つ目の予言は、米中関係に関するものだ。多くの専門家が「台湾問題を巡って米中は最終的に衝突する」と見ているなか、シュエキン教授は異なる見方を示す。「アメリカが世界の覇権国であり続けることは、中国にとって悪い話ではない。なぜならアメリカは膨大なリソースを戦争に費やし続けることになるからだ」という論理だ。
中国はロシアとアメリカの間で巧みに立ち回り、イランへの支援や資金提供を行いながら、同時にアメリカとも取引を成立させようとする——これがシュエキン教授の描く「大取引(グランド・バーゲン)」のシナリオだ。昨年の関税問題ひとつで世界経済がここまで揺れたことを考えると、第三次世界大戦が現実となった場合に中国がどちらの旗も降ろさずにいようとするのは、ある意味で合理的な戦略とも言える。
AIが「問題市民」を分類する日——すでに中国では起きている
3つ目の予言は地政学を離れ、より身近なテーマに踏み込む。シュエキン教授は「世界はAI監視国家へと移行していく」と述べた。これはSF映画の話ではなく、すでにその萌芽は至るところに見え始めている。誤認逮捕に使われたAI顔認証しかり、「ご近所の迷子犬を探すため」のAIカメラしかり。
教授の言葉は具体的だ。「一般市民にとって、これは2つのことを意味する。デジタルIDとデジタル通貨だ。政府はオンライン上のあらゆる行動を監視し、すべての金融取引を管理できるようになる。あなたの銀行口座をプログラムして、タバコが買えないようにしたり、薬物を購入できなくしたりすることも可能になる。全員がデータベースに分類され、監視される。そしてAIは、その分類をもとに行動を予測できるようになる。これはすでに中国で行われている」。
日本でも「マイナンバーカードと銀行口座の紐付け」に対して根強い不信感を持つ人が多いが、シュエキン教授が描く未来はそのはるか先にある。管理社会の恐怖を描いた映画や小説の世界が、静かに現実へと近づいているとしたら、笑い飛ばせる話ではない。

東アジアにも戦火が及ぶ——イラン戦争に「出口」は見えない
4つ目の予言は、東アジアへの戦争拡大だ。ウクライナ、中東、アフリカ……と世界各地で火種がくすぶる現在、東アジアがそこに加わるというシナリオはもはや荒唐無稽とは言い切れない。
さらにシュエキン教授は、現在進行中の米イラン衝突についても容赦ない見立てを示している。「戦争の進行状況を分析した結果、イランはアメリカに対して多くの優位性を持っている。現実として、これは消耗戦だ。そしてイランはこの戦争に向けて20年間準備してきた」。トランプ政権にとって耳の痛い話だが、「いま現在、この戦争の終わりが見えない」とも述べており、楽観的な出口シナリオは持ち合わせていないようだ。
もちろん、これらの予言がすべて当たってほしいと願う人は少ないだろう。だが、世界が不安定さを増すたびに、「もしかすると彼は本当に未来が見えているのではないか」と感じ始める人々が現れるのもまた事実である。
参考:LADbible、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「トランプは3期目を狙う」”中国のノストラダムス”が語る4つの戦慄予言 —— 米内戦、AI監視国家、東アジア戦火のページです。ノストラダムス、中国、トランプ大統領、予言などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
