UFOファイル公開に続き、内部告発者が再び米議会へ! 政府が隠し続ける「宇宙人の物証」がついに解禁か?

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 アメリカの政治の中枢、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で、UFO情報公開をめぐる動きがいよいよ正念場を迎えようとしている。2度の機密ファイル公開が実行され、世界中で関心が高まるなか、議員・内部告発者・研究者が連携し、彼ら自身が「歴史的」と呼ぶ透明化への一手を準備しているというのだ。その口火を切るのが6月9日の記者会見である。宣誓のもとで「非人類起源の技術」の存在を証言したあの元情報将校が、再び議会に姿を現す。

「証言から行動へ」——グルッシュ氏、2度目の議会登壇

 6月9日午後1時(米東部時間)、デイヴィッド・グルッシュ氏が複数の連邦議員とともに議事堂に集結し、政府の機密チャンネルになお隠されているとされるUFO関連の物証を一般公開するよう求める。

 グルッシュ氏といえば、2023年に議会で宣誓証言を行い、地球外起源とみられる技術が関わる秘密の政府プログラムについて自らが直接的な知識を持つと主張し、世界に衝撃を与えた人物だ。今回の会見では、なぜその資料が今こそ再検証され国民に公開されるべきなのか、その理由を改めて説明する見通しだという。

 会見の意義について、グルッシュ氏はトランプ大統領に歴史的な機会が訪れているとし、これは「証言」から「行動」へと移行するための場なのだと語る。事実そのものを国民自身の目で判断してもらうべきだ、というのが彼のスタンスだ。証言の段階から、物証を白日のもとにさらす段階へ——舞台はそう動こうとしている。

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デイヴィッド・グルッシュ氏 2023年の米下院UAP公聴会より

トランプ政権の機密解除と、議会に課された「次の宿題」

 この会見の背景には、トランプ政権による立て続けの情報公開がある。今月だけで2度、UFO関連ファイルが放出された。最初の公開は5月8日。ファイルには、上空に浮かぶ正体不明の物体を捉えた映像などが含まれていた。

 進行役を務めるのは、調査報道を手がける映画製作者のジェームズ・フォックス氏だ。同氏は、国民は本物の答えを受け取るに値し、議会はその情報にアクセスする権利を持つべきであり、現実そのものに機密指定がかけられていてはならない、との趣旨で訴えている。

 会見には、エリック・バーリソン、ジャレッド・モスコウィッツ、アンナ・パウリナ・ルナ、ティム・バーチェットといった下院議員の発言も予定されている。バーリソン議員は、トランプ大統領がUAPの透明化に向けて具体的な一歩を踏み出した最初の大統領だと評価しつつ、今度は議会の責任が問われると指摘する。キャリアを積んだ情報当局者が大統領の指示を妨害し、都合のよい情報だけを小出しにする「選択的開示」や、再びの行き止まりを招かないよう、議会が監視しなければならないという主張だ。情報公開のバトンは、大統領から議会へと渡されつつある。

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画像は「war.gov」より

なぜUFO記録は数十年も封印されてきたのか

 そもそも、なぜこれほど多くのUFO関連記録が長らく閉ざされてきたのか。背景には冷戦期の秘密主義、国家安全保障上の懸念、そしてレーダーが捉えた軍事技術の露呈への警戒があったとされる。批判する側は、歴代政権が説明のつかない事案を公に認めなかった理由を、国民の動揺や組織の体面、膨らむ陰謀論への懸念に求めてきた。要するに「藪をつついて蛇を出す」ことを避けてきた、という見立てだ。

 そうしたなか、当のトランプ大統領自身が前のめりだ。先日の閣議では、地球外に関わる多くの情報を公開していると述べ、人々がそれに魅了され、この話題がトレンド首位に立っていることへの驚きを口にしたという。さらにCIAなどからも、今後数週間で追加公開が見込まれると伝えられている。

 グルッシュ氏が議会で語った「非人類起源の技術」が、6月9日を境に物証として国民の前に差し出されるのか。それとも、また新たな「行き止まり」が用意されているのか——情報公開という名の長い回廊の、その先に何が待つのかは、まだ誰にも見えていない。

参考:Daily Mail、ほか

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