映画『オーメン』の呪いは本当だった!? 出演者の身内が自殺、スタッフの首切断事故など撮影の裏側で起きた怪異

ホラー映画の名作『オーメン』で恐怖に陥ったのは観客だけではなかった――。制作側の人々の間では“呪い”としか思えない出来事が次々に起きていたのだ。
■関係者を襲う『オーメン』の“呪い”
リチャード・ドナー監督の1976年のホラー映画の名作『オーメン(The Omen)』だが、その実話さながらに出演者とスタッフを一連の悲劇に巻き込んでいたのである。
撮影の2カ月前から悲劇は起きていた。
ダミアンの父親、ロバート・ソーン役を引き受けたグレゴリー・ペックだったが、その直後に息子ジョナサンが自殺したのである。
彼は後に息子を失った絶望的な悲しみについて語り「あれは私の人生で起こった最も恐ろしい出来事だ。あんなことは決して乗り越えられない」と語っている。
息子の死から数週間後、グレゴリー自身も危うく命を落としかけるという経験をした。ロンドンの撮影現場に向かう途中、彼が乗っていた飛行機が落雷に見舞われたのだ。
奇妙なことに、この映画のプロデューサーであるメイス・ニューフェルドも、別のジェット機で撮影現場に向かう際に同じ状況に遭遇しており、脚本家のデビッド・セルツァーも別の旅で同様の経験をしている。

撮影場所がローマに移った際、プロデューサーのハーヴェイは路上で落雷に遭いそうになったが、間一髪で難を逃れた。この出来事がきっかけとなり、彼は十字架を身につけるようになった。
これでは終わらない。
撮影クルーは団体での移動でジェット機をチャーターしたことがあったのだが、スケジュールの都合で土壇場になって日程を変更した。ジェット機は別の旅客を乗せて飛んだのだが、なんと飛行中に鳥の群れがエンジンに吸い込まれたために墜落し、乗員乗客全員が死亡したのだ。
墜落した航空機は下の道路を走っていた車にも衝突し、車内にいた全員が死亡した。その車に乗っていたのは、偶然にもパイロットの妻と2人の子どもだった。
また映画に登場する動物たちをめぐる事件もいくつか発生した。
映画で“地獄の番犬”を演じたロットワイラー犬がスタントマンのテリー・ウォルシュを襲い重傷を負わせた。
さらにロンドンの動物園でのロケ撮影中、動物園で飼育係がライオンに食い殺されるという死亡事故が発生した。動物園での撮影中にはほかにも撮影隊がヒヒに襲われるなど不吉なトラブルが相次いだ。
この撮影でリチャード監督の宿泊先であったホテルがIRAによって爆破される事件が起き、監督は間一髪で命拾いをした。またロンドンでグレゴリー・ベックとプロデューサーのメイスがよく食事をしていたレストランもIRAグループによって爆破されたのだった。

“呪い”は撮影終了後のスタッフたちにも及んだ。
スタントマンのアルフ・ジョイントは『遠すぎた橋(A Bridge Too Far)』の撮影中に建物から落下した。病院に搬送されようやく意識を取り戻した時、彼は後ろから誰かに押されたような感覚だったと話している。
しかしこの呪いの主張を確固たるものにした最大の悲劇は、映画の特殊効果デザイナーであるジョン・リチャードソンと小道具を手がけていた彫刻家のリズ・ムーアの身に起きた。
1976年8月13日、映画『遠すぎた橋』の撮影中に、ムーアはオランダで特殊効果デザイナーのジョン・リチャードソンが運転する車に乗っていたところ、自動車事故に巻き込まれ、リチャードソンは一命を取り留めたものの、ムーアは飛んできたタイヤによって首を切断されるという悲惨な死を遂げたのだ。奇しくも映画『オーメン』の首切断シーンは、映画史に残る有名な衝撃シーンの一つである。
もちろんこれらの出来事が“呪い”なのか偶然なのかはわかりようがないことだが、『オーメン』は続編も多く作らているだけに不気味さを禁じ得ない。
参考:「Daily Mail」ほか
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2024.10.02 20:00心霊映画『オーメン』の呪いは本当だった!? 出演者の身内が自殺、スタッフの首切断事故など撮影の裏側で起きた怪異のページです。呪い、ホラー、事故、オーメン、事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

