【心霊物件】超高級「幽霊宮殿」が約9億4000万円で売りに出てる!全35室・ガラスのピラミッド付き、ただし”同居人”あり

「幽霊が出る」と噂される豪邸は世界中に存在するが、その多くは朽ち果てるまで放置されるのが常だ。
ところが、アラブ首長国連邦(UAE)のラスアルハイマにある宮殿は事情が違う。ドバイより静かで物価も安いとされるこの街で、全35室・ガラスのピラミッドを備えた絢爛豪華な建物が、450万ポンド(約9億4000万円)で売りに出されているのだ。
物件情報には、子どもの幽霊や謎の囁き声といった不穏な逸話まで添えられているという。
建設者本人が一夜で立ち去った理由
この宮殿「アル・カシミ宮殿」は、1985年にシェイク・アブドゥルアジズ・ビン・フメイド・アル・カシミ氏によって建てられた。建設当時の評価額は1億700万ポンド(約223億6000万円)にのぼると伝えられている。
しかし当のシェイク氏自身は、完成した宮殿にわずか一晩しか滞在しなかったという。家具が勝手に動く現象や、誰もいないはずの空間から聞こえる囁き声に見舞われ、この地を去ったと伝えられている。以来、宮殿は長年にわたり空き家のまま残されてきた。
番人が聞いた「泣き笑う子どもの声」
宮殿の管理を任されてきた番人たちの証言も、不気味さを増幅させている。ある番人は、誰もいないはずの館内から子どもが泣いたり笑ったりする声を耳にしたと語る。
別の番人は、特に子どもらしき顔が窓に浮かび上がるのを目撃したと証言しているという。地元では、この宮殿にはイスラム文化圏で伝承される精霊「ジン」が住み着いているとの噂も根強い。館内に並ぶ大理石像や動物の剥製、壁画の数々も、どこか作り話めいた不思議な雰囲気を漂わせている。


「王族のための邸宅」は博物館になるか
宮殿は2019年に一度購入され、大規模な改装を経て観光名所として公開された経緯がある。現地の観光局によれば、ヨーロッパから輸入されたシャンデリアや、壁を飾る12星座のモチーフ、大理石の床、館内の噴水、異国の風景を描いた壁画などが見どころだという。最上階にはガラス製のピラミッド構造があり、自然光を階下へと届ける仕組みになっている。
現在、物件は不動産会社ビショップ・アンド・ナイトを通じて売りに出されており、「王族のために設計された、稀有な建築的傑作」と紹介されている。延床面積は約3159平方メートル(3万4000平方フィート)に及び、バルコニーやテラス、礼拝堂、星形の噴水まで備える。博物館やブティックホテル、あるいは個人の邸宅としての活用も想定されているという。
幽霊屋敷をあえて買う投資家が現れるかどうかは微妙なところかもしれない。それでも、番人たちが語った泣き笑う声や窓辺の幼い顔が、ただの見間違いや風の音だったと言い切れる者もまたいないだろう。
もしこの宮殿を手に入れるなら、豪華な35の部屋とともに、半世紀近く語り継がれてきた「同居人」の伝説まで引き継ぐことになるのかもしれない。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【心霊物件】超高級「幽霊宮殿」が約9億4000万円で売りに出てる!全35室・ガラスのピラミッド付き、ただし”同居人”ありのページです。幽霊、心霊、宮殿、UAE、心霊物件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
