幽霊になった歴史上の有名人7選! マリー・アントワネットやリンカーン大統領など、非業の死を遂げた偉人たちの心霊伝説

世界中の歴史と伝承には、無数の幽霊譚がひしめいている。その多くは名もなき亡霊だが、なかには氏名も経歴もはっきりした「実在の人物」の魂が、いまも現世をさまよっているとされるケースが少なくない。
しかも顔ぶれを並べてみると、王妃あり、将軍あり、大統領あり。共通するのは、そのほとんどが非業の死を遂げているという点だ。今回は、死してなお安らげぬ7人の逸話を紹介しよう。
「餓死させられた」——幽閉が生んだ飢えた亡霊たち

まずは、心霊写真として世界的に有名な一枚から。イギリス・ノーフォークにある築400年の邸宅レイナム・ホールには、レディ・ドロシー・ウォルポール(1686〜1726年)の亡霊が出るとされる。
1936年に撮影され雑誌『カントリー・ライフ』に掲載された写真には、優美な階段にたたずむ半透明の女性像がくっきりと写っており、心霊写真の古典として今も語り継がれている。
美貌と才気で知られた彼女だが、子爵タウンゼンドとの結婚生活は不幸だったという。伝説によれば、夫は妻を屋敷に閉じ込め、餓死するまで放置したとされる。
似た運命をたどった人物は古代にもいる。紀元前479年、プラタイアの戦いでペルシャ軍を打ち破ったスパルタの名将パウサニアスだ。有能な指揮官だったが、ペルシャ風の衣服や習慣を好んだことが仲間の疑念を招き、反逆の嫌疑をかけられてしまう。
アテナ神殿に逃げ込んだ彼を、かつての戦友たちは神殿ごと壁で塗り込め、生きたまま餓死させたと伝えられる。その亡霊が神殿をさまようと語られるのも道理だろう。
北アイルランドのバリーギャリー城に出るというレディ・イザベラ・ショー(17世紀)も、塔に幽閉されたのち脱出を試みて転落死したとの言い伝えが残る。宿泊客は緑がかった奇妙な霧や、説明のつかない物音に悩まされるという。

首を失った女たち——斬首・断頭台に散った王妃3人
暴力的な死は、しばしば強力な心霊譚を生む。その代表格が、イングランド王ヘンリー8世の2番目の妃アン・ブーリン(1507〜1536年)だろう。反逆罪の名のもとに夫の命令で斬首された彼女は、ロンドン塔と、生誕地とされるノーフォークのブリックリング・ホールの両方で、首のない姿の亡霊として目撃されているという。

ヘンリー8世は、5番目の妃キャサリン・ハワード(1523〜1542年)も処刑している。アン・ブーリンの従妹にあたり、17歳で王妃となった彼女は、1542年にロンドン塔で命を落とした。ハンプトン・コート宮殿では、その霊が部屋や回廊で助命を乞うように彷徨うと語られている。

そして海を渡ったフランスにも、断頭台に消えた王妃がいる。フランス革命のさなか、1793年にギロチンにかけられたマリー・アントワネット(1755〜1793年)だ。ヴェルサイユ宮殿のプチ・トリアノンでは、その落ち着かぬ魂が部屋や庭園を歩くとされ、とりわけ処刑された10月16日の命日前後に現れるという。王妃たちの受難は、死後も終わらなかったらしい。

ホワイトハウスに現れる、暗殺された大統領
最後は、心霊譚の主としては珍しい大統領の登場だ。第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーン(1809〜1865年)は、南北戦争を指揮し奴隷制廃止を推し進めたのち、暗殺者の凶弾に倒れた。
その死の直後から、ホワイトハウスでリンカーンの亡霊を見たという証言が相次いだ。館に長年勤めた職員ジェレマイア・スミスは、記者に対し、ホワイトハウスは歴代の物故大統領すべての霊に取り憑かれていると語ったと伝えられる。世界最高権力の中枢が、実は幽霊屋敷でもあったとは皮肉な話だ。
こうして並べてみると、幽霊になった実在の人物には、幽閉・斬首・暗殺といった無念の死が色濃く影を落としている。彼らが本当にさまよっているのか、それとも生者が凄惨な最期にドラマを求めてしまうだけなのか、確かめる術はないのだろう。
参考:Mental Floss、ほか
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2024.10.02 20:00心霊幽霊になった歴史上の有名人7選! マリー・アントワネットやリンカーン大統領など、非業の死を遂げた偉人たちの心霊伝説のページです。幽霊、心霊、心霊写真などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで