【NASA惑星防衛演習】広島原爆の1000倍の小惑星がニューヨークを直撃! 世界の専門家が阻止に失敗した「2027年の終末シナリオ」

2027年4月29日、巨大な小惑星がニューヨークに落下し、広島に投下された原爆の1000倍もの爆発が街をのみ込む。NASAが世界の専門家に突きつけたのは、そんな悪夢のような未来だった。
ただし、これは実在の小惑星の話ではない。2019年に米ワシントンD.C.で開かれた国際宇宙航行アカデミーの「惑星防衛会議(PDC)」で行われた、架空の小惑星を使った机上演習のシナリオである。
とはいえ、その結末は専門家たちが「人類は小惑星を止められなかった」という苦い現実を突きつけられるものだった。
「100分の1」から始まった架空の小惑星「2019 PDC」
演習は2019年4月29日から5月3日までの会期に合わせて行われた。NASAや欧州宇宙機関(ESA)などの専門家が集まり、最悪の事態が起きたときに地球をどう守るかを検討するのがこの会議の目的だ。
初日に設定されたのは、直径約100〜300mの小惑星「2019 PDC」が新たに発見されたという状況だ。NASAの地球近傍天体研究センター(CNEOS)が用意した架空のプレスリリースでは、この小惑星が8年後の2027年4月29日に地球へ大接近し、衝突する確率は100分の1程度と発表された。
最初はわずか1%。だが演習の時計が進むにつれ、状況は悪化していく。2日目は2021年という設定で、探査機による詳しい観測の結果、小惑星は地球との衝突コースにあると判明した。落下予測地点は米コロラド州デンバーにまで絞り込まれた。
探査機6機の体当たり作戦、それでも残った「破片」
3日目、各国の宇宙機関は小惑星に宇宙機をぶつけて軌道をそらす「キネティック・インパクター」を6機建造することを決めた。いわば宇宙規模のビリヤードで、小惑星を減速させて地球から逸らそうという作戦だ。
6機は衝突の3年前にあたる2024年に打ち上げられ、そのうち3機が小惑星への命中に成功した。ところが、小惑星は割れはしたものの砕け散りはしなかった。
分裂して生まれた小さな破片が、依然として米東海岸へ向かっていたのだ。シナリオ上、この破片は時速約6万9000kmで大気圏に突入し、ニューヨークを直撃する。その威力は広島原爆の1000倍とされた。
ここまで追い詰められた段階で残された手段は、住民の大規模避難だけだったという。

演習は「絵空事」で終わるのか、毎月150個見つかる地球接近天体
架空の話と笑うのは簡単だ。しかしCNEOSによれば、これまでに発見された地球近傍小惑星はおよそ2万個にのぼり、現在も毎月150個ほどが新たに見つかっている。
NASAと米連邦緊急事態管理庁(FEMA)は2018年、実際の小惑星衝突を防ぎ、万一の事態に備えるための今後10年間の行動計画をまとめた18ページの文書を公表している。演習の結論と同様に、最終的な備えとして大規模避難の重要性が意識されている点は見逃せない。
幸い、2027年に地球へ衝突すると判明している小惑星は、現時点で確認されていない。この演習はあくまで想定訓練であり、その目的は「最悪」に備えることにある。
それでも、夜空のどこかに「2019 PDC」のような天体が本当に潜んでいる可能性はゼロではない。専門家たちが繰り返し終末を演じているのは、それが決してSFの中だけの話ではないと知っているからなのかもしれない。
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2024.10.02 20:00心霊【NASA惑星防衛演習】広島原爆の1000倍の小惑星がニューヨークを直撃! 世界の専門家が阻止に失敗した「2027年の終末シナリオ」のページです。小惑星、小惑星衝突、演習などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで


