「リザードピープル(爬虫類型宇宙人)の秘密会議室」がついに公開? デンバー空港の地下陰謀トンネルが一般開放へ

世界には「呪われた空港」というジャンルが存在する。そして、その王者の座に長年君臨してきたのが米コロラド州のデンバー国際空港(DIA)だ。地下にはイルミナティの秘密基地が眠り、リザードピープル(爬虫類型宇宙人)が会議を開き、世界の終わりに備えたエリートの核シェルターが広がっている——そんな噂が四半世紀にわたって語り継がれてきた。そのDIAが今回、長らく封印されてきた「謎の地下トンネル」をついに一般公開すると発表した。陰謀論者にとっては、まさに聖地巡礼のチャンス到来である。
開かずの地下トンネル、その正体は「世界最悪の手荷物システム」だった
噂の地下トンネルが、ついにツアーという形で一般客に開放される。陰謀論ファンが「ここにリザードピープルの会議室が」と色めき立つのも無理はない構造だ。しかし、空港側が明かそうとしているトンネルの正体は、実にしょっぱいものである。
このトンネル群は、1995年の開港に合わせて鳴り物入りで導入された「全自動手荷物搬送システム」のために掘られたものだ。コンベアと無人カートがスーツケースを地下迷宮で自動的に振り分ける、当時としては未来的すぎる設計だった。
ところが、システムは荷物を噛み砕き、放り投げ、迷子にする欠陥だらけの代物で、開港自体を1年以上遅延させた。結局このシステムはほぼ稼働しないまま放棄され、地下には壮大な「やらかしの遺構」だけが残った。つまり地下トンネルの真の姿は、秘密結社の作戦室ではなく、技術史に残る巨大な失敗作の現場というわけだ。夢のない話だが、事実とは得てしてそういうものである。

血まみれの壁画と赤い目の悪魔の馬「ブルシファー」
それでもDIAが陰謀論の総本山であり続けるのには、ちゃんと理由がある。空港側の不注意が、これでもかと「不吉なヒント」を撒き散らしてきたのだ。
まず空港に足を踏み入れると、屋外で来場者を出迎えるのが高さ約9.8メートルの巨大な青い馬の像である。後ろ脚で立ち上がり、血走った赤い目を爛々と光らせるその姿から、人々はこの馬を「ブルシファー(青いルシファー)」と呼ぶ。しかも制作者の彫刻家ルイス・ヒメネス氏は、制作中にこの像の一部が崩落して命を落としている。作者を殺した悪魔の馬——出来すぎた逸話だ。
ターミナル内に飾られたレオ・タングマ氏の壁画も悪名高い。ガスマスクをつけた軍人が剣で鳩を貫き、女性たちが泣き叫ぶ終末的な光景や、棺に横たわる人々が描かれており、「人口削減計画の予告だ」と解釈する者が後を絶たない。
極めつけは、空港の定礎に刻まれた「ニュー・ワールド・エアポート・コミッション」の文字とフリーメイソンの紋章だ。「ニュー・ワールド」という単語ひとつで、世界はいつだって新世界秩序(NWO)を連想してしまう。

空港自らノリノリで陰謀論を「商売」にする時代
注目すべきは、当のDIAがこうした噂を否定するどころか、全力で乗っかっている点だろう。
空港は公式に「やあ、リザードピープル」と書かれた看板を設置し、工事中の仮囲いには「これは秘密の地下リザードピープルの基地建設ではありません(たぶん)」といった自虐ジョークを掲げてきた。陰謀論をブランディングに転用し、グッズまで売る徹底ぶりである。今回のトンネルツアーも、その延長線上にある一手と見てよいだろう。神秘のベールを自ら剥がして見せることで、かえって人々の好奇心を煽り、集客につなげるということらしい。
もっとも、地下の本当の最奥部までツアーで見せてくれるとは限らない。「公開されたのは一部分にすぎず、本物の会議室はもっと深くにある」と疑う声も当然あがっている。真相はさておき、空港側がここまで開き直っている以上、リザードピープルがいるとしても、彼らはとっくにこの状況を楽しんでいるのかもしれない。なにせ、最高の隠れ家とは「誰もが知っているのに誰も本気で信じない場所」なのだから。
参考:Fox News、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「リザードピープル(爬虫類型宇宙人)の秘密会議室」がついに公開? デンバー空港の地下陰謀トンネルが一般開放へのページです。爬虫類、陰謀論、デンバー国際空港などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
