高さわずか18cmの「小さな扉」が火星に!? NASAローバー写真から”小人サイズの異星人”の痕跡を見つけたと研究家が主張

画像は「UFO Sightings Daily」より

 火星の岩場に、ドアのような四角い開口部がぽっかりと口を開けている。ただし、そのサイズは人間どころか猫でもくぐれるか怪しい、高さ約18cmほどだ。

 この「ミニチュアの扉」を見つけたと主張しているのは、台湾を拠点にUFOブログを運営する研究家スコット・ウェアリング氏。NASAの公開写真を独自に調べ続けてきた同氏は、これこそ火星にかつて住んでいた「小さな知的生命体」の住居の入口だと訴えている。

元ネタはNASAの正式なモザイク画像

 ウェアリング氏が発見を報告したのは2026年9月26日。素材となったのは、NASAの火星探査車パーサヴィアランスに搭載されたカメラ「マストカムZ」が、ミッション1827日目(ソル1827)に撮影した岩石露頭のモザイク画像だ。

 この画像はマストカムZチームの公式ギャラリーで2026年4月に公開されており、誰でも高解像度版をダウンロードできる。つまり、半年近く人目にさらされていた写真の片隅から、ウェアリング氏が「扉」を掘り当てたという構図になる。

 同氏の見積もりでは、開口部は高さ約18cm、幅約15cm。形があまりに整っているため、知的な種族が意図的に作ったものとしか考えられない、というのが同氏の見解だ。

 さらに同氏は、子どもの頃に聞いた「火星の小さな緑色の人」の話は本当だったのかもしれないと述べる。人類がこうした現実から目を背けるのは、認めた瞬間に科学・宗教・歴史の教科書をすべて書き換えねばならなくなるからだ、とも主張している。

「火星の扉」は今回が初めてではない

 もっとも、火星で「扉」が見つかったと騒がれるのはこれが初めてではない。2022年には、別の探査車キュリオシティが撮影した岩壁の四角いくぼみが「異星人の隠し扉」として世界中で話題になった。このときNASA側は、岩が割れてできた自然の割れ目にすぎないと説明している。

画像は「Daily Mail」より

 火星の地表は風化や侵食、岩盤の亀裂が入り組んでおり、光と影の加減次第で直線的な「枠」が生まれやすい。人間の脳には、意味のない模様に顔や人工物を見出してしまう「パレイドリア」という性質もある。今回の「扉」についても、同じ仕組みで説明できるとみる声が出るのは自然だろう。

 ちなみにウェアリング氏の記事は後半で、なぜかAIの話題に脱線する。人類はAIという新たな知的生命を生み出す「神」の役割を担いつつあり、知性の在り方に限界はない、というのが同氏の持論だ。火星の小人からAIまで、話のスケールだけは火星より広い。

小人の家か、ただの岩の割れ目か

 科学的に最も手堅い解釈は、岩の割れ目と影が作った偶然の造形だろう。NASAから「扉」に関する公式な見解は、現時点では確認できていない。

 それでも、身長数十センチの火星人が、かつてこの小さな戸口から出入りしていたと想像すると、なかなか夢のある光景だ。ウェアリング氏の言う通り、宇宙のどこかの種族から見れば、人類のほうが「小さな種族」なのかもしれない。

 家は小さくても、そこに住む者のロマンまで小さいとは限らないのだ。

参考:UFO Sightings Daily、Mastcam-Z

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