最新科学から見たUAP/UFOの飛行原理と動力仮説PART 5「SPOC UAP科学考察シリーズ1(全6回)」

PART 5:UAPの内部に生命体は乗れるのか?―極限環境と「静かな部屋」の必要性―

前回まではこちら

宇宙現象観測所センター(SPOC)
代表 北島 弘
監修 黒崎 明/小畑 正明

動画版はこちらから
https://youtu.be/T7AGzrrtHZc

第8章 重要な注意点

ただし、ここで重要なのは、
「理論が存在すること」と「技術として実現されていること」は全く別
という点である。

現在地球上では、
・時空歪曲推進
・真空エネルギー推進
・慣性制御
を実用化したという公的証拠は存在しない。

2026年5月時点でも、この点は変わらない。

また、最新の技術をもってしても、
・観測誤差
・誤認
・軍事機密
・センサー異常
の可能性も常に考慮する必要がある。

したがって現時点では、
「未知の『場』制御技術の可能性」
として研究対象にするのが科学的立場である。

第9章 大きな疑問

そして、ここで大きな、肝心な疑問が残っている。

もし最新のテクノロジーを持つUAPが、そういった動力を使っているとすると、超高磁場や高エネルギー電磁場、核融合炉、CFRが装備されたUAPの中には、地球人のような生命体や生物、いわゆる高知能の生物、Non-Human Intelligence、すなわちNHI、非人間知性は搭乗できるのだろうか。

本当に中に生物が乗れるのだろうか。

この問題を、物理・生体影響・電子機器耐性・歴史的目撃の4層に分けて整理した。

結論から言うと、超高磁場・高エネルギー電磁場・CFR核融合炉・時空歪曲型の場制御装置がUAP内部で作動しているなら、地球人型の生物がそのまま中に乗るのは非常に難しい。

ただし、完全に遮蔽された“安全な内部キャビン”がある場合、または生物ではなくロボット、人工知能、サイボーグ的存在なら可能性は高くなる。

9-1. 地球人型生命体は乗れるのか?

そのままでは難しい。
理由は主に4つある。

① 強磁場によるめまい・吐き気・神経影響
ICNIRP、すなわち International Commission on Non-Ionizing Radiation Protection、国際非電離放射線防護委員会は、非常に強い静磁場中を動くと、めまい・吐き気などの一過性症状が起こりうるため、移動速度を制限する必要があるとしている。

② 高周波電磁場による加熱・神経刺激
高周波電磁場は、生体組織に加熱や神経刺激を引き起こす可能性がある。

③ 核融合炉や高エネルギープラズマによる放射線被ばく
核融合炉や高エネルギープラズマが存在する場合、放射線被ばくの問題を避けることはできない。

④ 時空歪曲・慣性制御場の内部影響が未知
時空歪曲や慣性制御場が、生命体にどのような影響を与えるのかは、現在の科学ではまだ分かっていない。

つまり、生物が乗るには、UAP内部に、
「完全に隔離された“静かな部屋”」
が必要になる。

(図9-1.極限環境が生体に与える影響)

9-2. 乗れる条件

もし高知能生命体が乗るなら、必要条件はこれである。
駆動場の外側ではなく、場の中心にある“安全な慣性・磁場・放射線ゼロに近いキャビン”にいること。
つまりUAPの構造はこうなる。

外側:超高磁場・プラズマ・時空歪曲場
中間:多層シールド
内側:生命維持キャビン

(図9-2.有人UAPの静かな部屋)
(図9-3.多層構造による安全キャビン)
(図9-4:カプセル型UAP(TicTac型)内部構造想像図)

(本図は、本書で考察した時空歪曲型推進、慣性質量低減、高エネルギー電磁場、真空エネルギーと量子場などの仮説を基に、SPOCが科学的知見を参考に想定した「カプセル型UAP(TicTac型)」の内部構造の一例である。本図では、生体と機械が高度に融合したサイボーグ的な搭乗者が静止状態で機体内部に存在する場合を想定し、生命維持空間、統合制御システム、推進装置、エネルギー供給装置、各種センサーなどが連携して機能する構成をイメージとして表現した。実際の搭乗者や内部構造が確認されているわけではなく、現在公開されている情報を基に作成した想像図である。)

(図9-5:カプセル型UAP内部構造(サイボーグ活動状態))

(本図は、本書で考察した時空歪曲型推進、慣性質量低減、高エネルギー電磁場、真空エネルギーと量子場などの仮説を基に、SPOCが科学的知見を参考に想定した「カプセル型UAP(TicTac型)」の内部構造の一例である。本図では、生体と機械が高度に融合したサイボーグ的な搭乗者が機体内部で活動する場合を想定し、統合制御システムと連携しながら飛行制御、航法、情報処理、各種センサーの監視、自己診断システムとの情報共有などを行う様子をイメージとして表現した。実際の搭乗者や内部構造、活動形態が確認されているわけではなく、現在公開されている情報を基に作成した想像図である。)

必要な技術は、
・強磁場遮蔽
・放射線遮蔽
・熱遮蔽
・慣性キャンセル
・人工重力または無重力安定化
・電磁的に完全隔離された生命維持空間
である。

このレベルなら、地球人型生命体でも「乗れる可能性」はある。

(図9-6.パラダイムシフト:宇宙船から自律型探査機)

――しかし、ここでもう一つ、より根本的な疑問が生まれる。

そこまで複雑な生命維持装置、磁場遮蔽、放射線防護、慣性キャンセルを用意してまで、本当にUAPへ生命体を乗せる必要があるのだろうか。

もし搭乗者そのものを必要としないなら、UAPの設計思想はまったく違ったものになる。

最終回では、「最新型UAPには生物が乗っていない」という可能性から、AIを搭載した自律型トランスメディア・プローブという仮説を考察する。

(PART 6へ続く 9月28日18時更新予定)

前回まではこちら

TOCANA編集部

TOCANA(トカナ)は、「ホントカナ?」を編集方針に、UFO・UAP、UMA、心霊、予言、超古代文明、都市伝説など世界の「謎」を追うオカルトニュースメディア。2013年の開設から13年、公開記事は2万本以上。
Twitter: @DailyTocana
Instagram: tocanagram
Facebook: tocana.web
YouTube: TOCANAチャンネル

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

最新科学から見たUAP/UFOの飛行原理と動力仮説PART 5「SPOC UAP科学考察シリーズ1(全6回)」のページです。、、、、、、などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

トカナ秘密結社購買部