クジラを襲う正体不明の怪物「シャークジラ」出現! ニューヨーク沖の怪物ザメに核廃棄物ミュータント説

ザトウクジラの巨体に、長さ61cmの噛み跡。ハイイロアザラシには56cmの裂傷。181kgもあるマグロは、原型をとどめないほど食い荒らされていた。
これは怪獣映画のあらすじではなく、ニューヨーク州ロングアイランド東端の海で実際に記録された「被害報告」である。犯人はいまだ特定されていない。
地元の研究者は、この正体不明の捕食者に「シャークジラ」というあまりに直球なコードネームを付け、本気の捜索に乗り出した。
61cmの噛み跡——襲われたのはクジラ、アザラシ、そして181kgのマグロ
舞台となっているのは、ロングアイランド東端の港町モントーク沖。大型の海洋生物が何者かに襲われているという報告が相次ぎ、サメ研究者のクレイグ・オコンネル氏が2025年9月20日に調査を開始した。
被害者の顔ぶれが尋常ではない。ザトウクジラは海で最大級の動物であり、181kgのマグロにいたっては、それ自体が高速で泳ぐ立派な捕食者だ。
その全員が「噛まれる側」に回っている。61cmという噛み跡が意味するのは、この海の食物連鎖の頂点に誰も把握していない何かが座っている、ということだ。
「怪物ザメはすべて釣り尽くされた」はずだった
モントークはかつて、桁外れの大物ザメが釣れる聖地として知られた港だった。映画『ジョーズ』に登場するサメ漁師のモデルになったとされる伝説の男が拠点にしていたのも、この町である。日本のオカルトファンには「モントーク・モンスター」の漂着地としてもお馴染みだろう。
だが数々の記録を生んだその海から、巨大ザメは姿を消した。原因は乱獲だ。オコンネル氏も、かつてここにいた怪物級のサメたちは完全に釣り尽くされ、いなくなったと語っている。
にもかかわらず、目の前の証拠はすべて「大型のサメが戻ってきている」ことを示していると同氏は主張する。捜索の焦点となったのは、モントークから約160km沖に横たわるハドソン海底谷だ。
水深274mから始まり、最深部は1219mほどまで落ち込む、グランドキャニオン級の海底峡谷。大西洋屈指の捕食者が身を潜めるには、これ以上ない暗がりである。

海底谷に沈む1万5000本の核廃棄物ドラム缶
そしてこの海底谷には、もうひとつの顔がある。1960年代後半、ここに1万5000本もの核廃棄物のドラム缶が投棄されたというのだ。オコンネル氏によれば、10年後に状態を確認しに行ったところ、それらはすべて漏れ出していたという。
ここから同氏の仮説は一気にB級映画の領域へ踏み込む。漏出した放射性物質が海底谷の生態系に影響を与え、通常より速く、強く、獰猛な個体が生まれた可能性はないのか——。
もっとも、当の本人がこの説を「議論を呼ぶ、証明されていない考え」だと認めている点は押さえておきたい。噛み跡の主が単に乱獲を生き延びた在来の大型ザメだった、という可能性のほうがはるかに順当である。

それでも検証の手段は用意された。オコンネル氏のチームは接近する嵐と競うように、30時間で対象を発見し、タグを装着し、放射能検査用の組織サンプルを採取する計画を立てたという。この捜索の顛末は、ディスカバリーチャンネルの人気企画「シャークウィーク」の一編として放送される。
放射能を浴びた海の怪物というモチーフは、1954年から日本人がさんざん通ってきた道でもある。ゴジラを生んだのが水爆実験なら、シャークジラを生んだのは錆びたドラム缶というわけだ。真相がどちらに転ぶにせよ、当分モントークの海で泳ぐのは遠慮しておいたほうがよさそうだ。
参考:Daily Mail、ほか
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2024.10.02 20:00心霊クジラを襲う正体不明の怪物「シャークジラ」出現! ニューヨーク沖の怪物ザメに核廃棄物ミュータント説のページです。核廃棄物、巨大サメ、ミュータントなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで