「祈りの力」で死者11人復活？ イケメンと話題の「死者蘇生チーム」に注目！

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■蘇りボランティアが増加中

　奇妙なのはこのような奇跡が全く医学界から注目されていないことだ。「Freethinker」と呼ばれている無神論者グループのホームページにはDRTのことが取りあげられているが、それによると「心臓発作の患者が、祈りの力とAEDのおかげで蘇生した」と述べられている。恐らく、現代医療と伴走するとき、DRTの祈りの力は最大限に引き出されるという意味だろう。

　ジョンソン氏率いる笑顔眩しいナイスガイたちが「死者蘇らせ屋(DEADRAISER)」とプリントされた揃いのTシャツを着こみ、ポーズを取っている様は、正気の沙汰とは思えないかもしれない。もしくは手の込んだ詐欺とか、人が一番弱くなっているときにつけ込んだ悪意に満ちた冗談等々……。だが、DRTはそんな世間の噂などどこ吹く風で、今日も蘇りに燃えている。全米各地で無料のセミナーを開催し、続々と蘇りボランティアが北米の他、スリランカ、カナダ、オランダで誕生しているのだ。神の御名において、一人でも多くの命を吹き返らせんがために！
（文＝佐藤Kay）

参考：「Oddity Central」、「VICE」ほか

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