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ギンティ小林×市川力夫【4】!!

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■前編はこちら

■千葉の海岸の変

――これらだけでも十分ヤバイと思いますが、ほかにも行かれているんですか?

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※画像:市川力夫氏

力夫:1952年に千葉で起きた『おせんころがし殺人事件』の現場に行きました。噂が先行している心霊スポットよりも、確実にその現場で事件が起きているところのほうが、なにか起こる可能性が高い気がしません? この事件は、犯人である栗田源蔵が、母親・長男・次女の3名を殺害したんです。真夜中の断崖絶壁の「おせんころがし」に母親たちを連れて行って、まずは長男と長女を崖に投げ落とし、その後、母親を強姦しながら殺して、最後に赤ん坊だった次女を崖に投げ落としたんです。被害者たちの中には、崖の途中に引っかかっていた者もいたのですが、栗田は被害者たちの元に行き、わざわざ石で殴打し殺害したそうです。長女だけは茂みに隠れて生き残ったのですが。

ギンティ:その取材には、三度の飯よりも殺人事件が好きという個性的すぎるキャラクターの知人を協力者として連れて行ったんですよ。

力夫:『新耳袋殴り込み』シリーズだったらクレイジーすぎるので出演アウトな感性の人なんですよ。

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※画像:ギンティ小林氏

ギンティ:彼は出演は快諾してくれたんですが、顔・本名ともに表に出すのはNGだったので、仮名にして顔にはナス型グラサンとアポロキャップをつけてもらい出演してもらったんです。

力夫:その人は本当に詳しくて、頭の中に殺人事件に関するデータベースが存在しているみたいなんですよ。向かう途中も「食事するところは決まっていますか? 途中にね、殺人事件があったファミレスがあるんですよ」って嬉しそうに言ってくるんです。

ギンティ:『おせんころがし殺人事件』の犯人である栗田源蔵はその後、強盗をし、その家に住む主婦と叔母を殺した挙句、主婦を死姦した事件で逮捕されました。そして死刑宣告されたんですが、獄中で『懺悔録』という手記を書いているんです。本人は出版することを望んだそうですが、それは各出版社に断られて断念…、しているんだけど、なぜか同行してくれた協力者がそれを持っていたんですよ!!

――さすがですね……。

ギンティ:手記には、事件の概要、どのように強姦して殺したかが生々しく書かれていたので、力夫は『栗田源蔵の殺人現場の再現映像』が撮りたいって言い出したんですよ。

力夫:相当リミッター外れていたんでしょうね。そう思ったんですけど、結局無理でした。その場で僕らが“なにか”をしなきゃいけないのは間違いないんですが、その時は協力者が大活躍してくれました。あの夜の主役でしたね。

ギンティ:協力者が一通りやったあと、僕らの心霊アタックの番でした。殺人現場で胸に栗田源蔵の顔が貼られた人形を横に置き、『私の犯罪は全て残虐です』という一文から始まる手記を朗読しました。力夫が声を震わせながら読む様子は、YouTubeにアップしているので、少しだけ見られます。

力夫:手記を読んでいる最中、ずっと、「これは本当にやっちゃいけないことをやっているなぁ」という思いが頭に浮かびました。「オレが今、突然死んでも文句が言えない」という後悔すらもありました。結果、まぁいろんなことが起きましたよ。本当に怪異の発生確率はすごいです。これだけ不謹慎なことをしていたら、当然なのかもしれませんが。

 そして、朗読が終わったら、『もう二度とこのようなことが起こらないように』と崖に向かって人形を投げ入れ、吊るすんですよ。どりゃーって投げているのを、後日確認すると、もうスナッフビデオを見ているような感じでしたね。

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殺人現場で犯人の手記を朗読するギンティ氏
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「突然死んでも文句が言えない」とまで追い詰められた力夫氏

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