元祖スープカレー「マジック・スパイス」のオーナーが体験した「グレイとの遭遇」！

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マジックスパイスのカレー

　日本で初めて「スープカレー」の名を轟かせた名店「マジックスパイス」。あっさりとした味のスープの中でゴロリと並んだチキンと野菜の香りが複雑に絡み合った、なんとも繊細な味わいに多くのファンが魅了されている。もちろん、お店の前には常に行列ができるのほどの “超”がつく人気店だ。

　そんな名店のオーナーが、実は、「日本で1番オカルト体験をしているカレー屋のオーナー」だと、トカナで人気連載中の歌人、笹公人先生がコッソリ 教えてくれた。早速、インタビューを敢行。オーナーの異次元レベルの人生が明らかになったのだった――。

■瞬間移動とアブダクション体験

下村泰山オーナー

――ここのスープカレーは、本当に美味しいのですが、その名の通り魔法でも入っているのでしょうか？

下村泰山オーナー（以下、下村）　このスープカレーは“おりてきた”情報を現実化させただけだよ。こういう味のスープカレーを作ればヒットするっていうのは初めから分かっていたワケじゃないけどね。お店のオリエンタルな内装のイメージなんかも、全部“見えていた”んだ。カレーの辛さのネーミングも独特でしょ？　これも、“おりてきた”イメージ。（※辛さのネーミング　覚醒 → 瞑想 →悶絶 →涅槃 → 極楽 → 天空 → 虚空の順に辛くなる）

――超人気店のオーナーがそうおっしゃると、“おりてきた”にも説得力があります。ではさっそく、オカルト体験談を。UFOに乗ったことがあると聞きましたが…。

下村　あれは二十数年前のこと。私はとてもギャンブルが強くて、麻雀でもトランプでもとにかく賭け事には絶対負けないんだけどね。その日も、夜10時から友人たちと麻雀をする予定で、私は車を出して友人宅に向かったの。それで家に着いたから、クラクションを鳴らして、友人とその奥さんが、玄関から出てきた。その瞬間、私は車ごと消えた。

――き、消えた…？　

下村　私が一瞬にしてその場から消える瞬間は、友人も奥さんも一緒に目撃しています。それで「な、なんだー？」と大騒ぎになった。でも、私は次の瞬間に「ドーン！」という音とともに、気づいたら、まったく別の場所にいたの。北向きの対向車線側にいて、「え？　ここはどこ？」状態で。頭はものすごい激痛。バックミラーを見ると目と鼻、口からも血が出ている。時計を見たら友人宅に着くはずだった「10時」。もう何がなんだかわからなくてね。私の車の周り(対向車線側)の人もビックリしていましたよ。突然私の車が道に出現したんだから。

　結局、その日は血だらけで朦朧としたまま家に帰って、ママ（下村さんの奥さま）が、「大丈夫―？」って心配してかけよって来たんだけど、私もなんだかよくわからなかったから、そのまま友人宅に向かって麻雀したんだよね。ボロ勝ちしたんだけど、友人からは「様子がおかしかったけど、いつもどおり冴えてたよ」と言われた。

――その状態でまた麻雀に行かれたというのが、なんともリアルですね（笑）。結局、それは瞬間移動した…ということだったのでしょうか？

下村　そう、それでね、私のこうした不思議体験に興味を示したあるテレビ局が、興味本位で私に退行催眠を体験させたの。そしたら宇宙船に乗った記憶が蘇った！　周りは真っ白で、私は病院のCTやMRI検査の台みたいなところに寝かせられていて、周りはアーモンド型の真っ黒な目をした例のグレイたち何人もいて、私を囲んでいるの。（イラスト参照）それで、なんて言っているかわからないけど、なにやらザワザワと頭の中に聞こえて来て。すぐ横にはよくわからない計器類、機械がたくさんあったから、私はもう怖くて怖くて…。

――話が急展開！ つまり、アブダクションだった、ということですね。宇宙人の記憶を詳しく教えてください。

下村　全体的になんかクニャクニャしていて。輪郭がはっきりしなかった。背丈は同じくらいで、緑灰色っぽくて。でも、所謂「インプラント」（宇宙人にチップのようなものを体内に埋め込まれる）された記憶もない。結局思い出せたのはここまでだったのよ。

　催眠療法によって、この状況を思い出してからというもの、私は色々とトラウマに悩まされるようになってしまいまして。今でもこの話をしていると不安で怖くなるくらい。閉塞的な空間にいるのも全然ダメになってしまって、しばらくは病院に通うほど心を病んでしまった。それで、ある時心臓と呼吸も止まってしまったんです。

――また急展開（笑）。心肺停止をした、と。

 
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