頭脳明晰“スーパー老人”が増加中!?
まるでニュータイプ? 元気いっぱい「スーパー老人」の脳に隠された謎
「いくつになっても若々しくいたい」これは誰もが望むことであり、人類の永遠のテーマであろう。年を重ねるごとに体力や記憶力が減退し、思考力も低下していく……と思われがちだが、しゃきしゃきと元気いっぱいのお年寄りもなかにはいる。そんな高齢にもかかわらず若々しいお年寄りたちの「脳」を認知症予防研究のため調べたところ“ある共通点”があった、と英「Daily Mail」誌が伝えている。「スーパー老人(Super Agers)」と呼ばれるおじいちゃんやおばあちゃんは、認知症予防研究に新たな可能性を秘めいる。はたして高齢化が進む社会を救う救世主となるか? そのボケない脳の仕組みとは?
■年老いても脳が衰えないスーパー老人! その脳の秘密とは

米イリノイ州ノースウェスタン大学医学部は認知症研究のため80歳以上のお年寄りに簡単な認知テストを行い平均年齢よりも“若い”という結果を出したお年寄りを「スーパー老人(Super Agers)」として選出し観察と研究を行なった。中には、毎日1箱のタバコと晩酌を欠かさない80歳代にもかかわらず、50歳代の脳を持つという結果を出した人もいた。
これまでの研究でスーパー老人たちの脳と普通の老人の脳をMRIで検査し比較したところ、「スーパー老人の大脳皮質」の方が圧倒的に厚く、50〜60歳代と同じくらということが分かっている。大脳皮質は知覚、思考、推理、記憶など脳の高次機能を司り、元気ではつらつと過ごすためには欠かせない部分だ。
その後、観察途中に亡くなったスーパー老人の脳を解剖し調べてみたところ、その脳にはさらに驚きの秘密が隠されていたのだ。解剖したのは観察中に亡くなった5人のおばあちゃんたちである。
死因は様々だが、その脳には「神経原線濃縮体の形成」が極端に少ないことが分かった。神経原線濃縮体はアルツハイマー病発症の特徴の1つであり、アルツハイマー患者の脳にはその数は劇的に増加しているという。他にクジラ、象、イルカなどといった高度な霊長類に見られる「フォン・エコノモ神経細胞」という知的行動や周囲への対応、行動の決断などに影響を及ぼす細胞が明らかに増加していたという。フォン・エコノモ神経細胞は前頭前皮質に多く存在する細胞であり、この細胞の減少がアルツハイマーやパーキンソン病を始めとする様々な神経変性疾患に影響するといわれている。
認知症神経学のゲウラ教授は「同世代のスーパー老人と普通の老人の脳には構造上の違いはない。あるとすれば発現した特定の遺伝子を保護する因子の組み合わせだ」と語った。
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