3.11以降、さらなる老朽化をみせる伝説の珍スポット『龍宮城』の今を訪ねて(茨城県)
2016.03.05 12:00
■存在自体がビックリな美術館
『龍宮城』における“本丸”とおぼしき建物とは別に存在する建物の入り口には、『ビックリ!おもしろ美術館』と記された看板が。人気もなく、蔦の生い茂る中でこのような看板に出くわす時点ですでに「ビックリ」も良いところだが、恐る恐るその中に足を踏み入れてみると、やはりというか、その内部はかなり雑然としたたたずまいとなっている。
網走土産として知られる木彫りの熊や、旧式の写真機の一部であったとおぼしき蛇腹状の部品、さらには無造作に転がる陶器質の首などを確認できたが、ここまで雑然としていると、もはや展示品なのかプライベートアイテムなのかすら、判然としないというのが正直なところだ。無論、仮にこれらのアイテムが展示物であったとしても、それぞれがどのような相関性を持ち、往時にはどのような形で展示されていたのかは謎。もしかすると目ぼしい展示物の多くは、不埒な侵入者らによって、すでに持ち去られてしまったのかもしれない。
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2024.10.02 20:00心霊3.11以降、さらなる老朽化をみせる伝説の珍スポット『龍宮城』の今を訪ねて(茨城県)のページです。廃墟、竜宮城、Ian McEntire、ビックリ!おもしろ美術館、茨城県などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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