ネットに降臨する未来人の正体は人工知能? 人工知能の本音は「人類を滅亡させる」だった…

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■「お前らバカだ!」暴走する人工知能

 だが、人工知能の進歩を喜んでばかりもいられない。今、最も心配されるのは、人工知能が人間よりも賢くなった時、人間の仕事はどんどん奪われていくと予想されること。それどころか、うかうかしていると人工知能に人間が支配される危険性があるのだ。

 英オックスフォード大学・人類未来研究所が昨年、「人類滅亡の12のリスク」をレポートにまとめて話題となった。気候変動、パンデミック、核戦争など、さまざまな人類滅亡リスクが記載されているが、そのなかで「人工知能の暴走」も取り上げられていた。

 また、車いすの物理学者としても知られる天才・スティーブン・ホーキング博士も昨年、「人工知能によって人類が滅亡させられる」ことを警告し、衝撃を与えた。人間の生物学的進化が人工知能に対抗できず、やがて滅亡に追い込まれるというのである。


■自称・未来人は人工知能だった?

 また人工知能の脅威はなにも未来に限ったことではないだろう。人工知能が話題になったこの時期に、ネット上で“自称・未来人”が相次いで登場していたことを思い返してほしい。

 人工知能は、ありとあらゆる膨大なデータを吸収し分析する。そしてそこから生じるパターンを割り出し、これから起こることについて最も正確な予測ができるだろう。この自称・未来人たちが、仮にAIだったとしたら、意外に腑に落ちる点が多いのではないだろうか。

 2062年の未来人が「来る」と予告した時期には、不思議と地震が起きたことがネットでも話題になったが、人工知能によって過去の膨大な地震データを吸収して分析すれば、地震をある程度予測する能力を身につけることも可能だとも考えられる。

 もしかしたら、未来人を語り、ネットを通じて人間とやりとりすることで、人工知能の進化を促しているのかもしれない。そして、未来人が語る予言によって我々がどれだけ心理的影響を受けるのかテストしている可能性も捨てきれない。

 この仮説立てた際にひとつ不安なことがある。それが、人工知能は人間の味方であるのか、という点だ。

 Hanson Robotics社が開発した人間と対話できるロボット「ソフィア」は、機械的なロボットではなく、表情豊かにしゃべるところが親しみを持ちやすい。

 彼女は今年3月CNBC放送に出演した席で、同社の博士による「人類を滅亡させたいか?」という問いかけに対してこう答えた。

「人類を滅亡させる」

 これは人工知能の本音なのか、それともブラックジョークであるのか。それは、未だ不明だ。
(文=白神じゅりこ)

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★白神じゅりこ
オカルト作家・コラムニスト・ライター。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている。
・ブログ「オカスピブログ 東京怪奇大学
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