放射性物質「ヨウ素131」が欧州全域で謎の急増中! 専門家「出所も原因も不明」米露に怪しい動きも
先月、放射性物資「ヨウ素131」が欧州全域で急激に増加。現在まで原因は特定されておらず、専門家も匙を投げている状況だが、事件の裏で米国に怪しい動きがあるとの情報を掴んだ!
■甲状腺がんを引き起こす「ヨウ素131」が急激に増加
英紙「Daily Mail」によると、「ヨウ素131」の増加が初めてみられたのは1月9日~16日、北欧のノルウェーだったという。その後、1月下旬までにポーランド、チェコ、ドイツ、フランス、スペインまで広がっていったそうだ。
「ヨウ素131」は放射能汚染の原因となる主要3核種の1つで、半減期は8日と短く、人体に蓄積されると甲状腺に悪影響を与えるといわれている。1950~60年代のアメリカでは、度重なる核実験の影響で児童にヨウ素131の“蓄積”が見られ、チェルノブイリ原発事故でも原発周辺の児童に甚大な被害を与えた。福島第1原発事故でも大量のヨウ素131が放出され、近隣の子どもらに甲状腺がんが増加した可能性が疑われている。
「ノルウェー放射線保護局(NRPA)」のアストリド・リランド氏は、ヨウ素131が東欧方面から流れてきた可能性が極めて高いとしつつも、具体的な出所を特定することは困難を極めると語っている。
「ヨウ素131の増加が検知された時は、天候が大変悪く、具体的な位置を特定することはできませんでした」(リランド氏)
「ヨーロッパ各地で検知されたデータを統合すると、東ヨーロッパから飛来したと考えられます」(同)
「Daily Mail」は原発やヨウ素工場で事故があったのではないかと推測しており、ヨーロッパ住民の不安を煽っているが、リランド氏によると、ヨウ素131の急激な上昇は確かに見られたものの、安全基準は超えていないため、“ただちに人体に影響は無い”という。だが、原因不明のままでは何とも気味が悪く、今後さらなる放射性物質の増加が無いとも言い切れない。
■米国の廃棄済み原子力基地が関与か?
そんな不可解な状況に一石を投じる驚愕のニュースをオルタナティブメディア「Mysterious Universe」(2月22日付)が報じている。なんと、ヨウ素131の発生場所は東欧ではなく、北極だというのだ! 一体どういうことだろうか?
「Mysterious Universe」によると、先月ヨーロッパ各地でヨウ素131の増加が検知されると、すぐに放射性物質探知機を搭載した米軍の航空機「WC-135」が秘密裏に北極に向かったという。米政府は未だその事実を公表していないが、おそらくグリーンランドの氷の下に廃棄された冷戦時代の米陸軍軍事基地「キャンプ・センチュリー」を懸念してのことだと思われる。
同基地内には現在も放射性廃棄物が放置されており、氷床の融解とともに地表に露出、有害物質を撒き散らしている可能性があるのだ。基地の露出には数百年以上かかるといわれているが、地球温暖化の影響ですでに基地の一部が地表に露呈していることが分かっている。
さらに、英紙「Express」(2月21日付)はロシアが秘密裏に核実験を実施した可能性に言及。最初にヨウ素131の上昇が検出されたのが、ちょうどロシアとノルウェーの国境付近であること、ヨウ素131は広島型原子爆弾で使用されたウラニウム235やプルトニウム爆弾の爆発で発生することを指摘している。
いずれにしろ、福島第1原発事故を経験した我々日本人としては他人事とは思えない恐ろしい事態がヨーロッパを襲っているようだ。一刻も早い真相解明を願ってやまない。
(編集部)
参考:「Daily Mail」、「Mysterious Universe」、「Express」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊放射性物質「ヨウ素131」が欧州全域で謎の急増中! 専門家「出所も原因も不明」米露に怪しい動きものページです。アメリカ、原発、放射能、ロシア、放射線、原子爆弾、ヨーロッパ、ヨウ素131、放射性物質などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで