アメリカだけじゃなかった! 中国でも「軍事・宇宙機密」を知る天才科学者9人が“不自然な事故死と急死”

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 アメリカで軍やNASAの関係者や政府の研究プロジェクトに関与していた科学者の唐突な死や不可解な失踪が相次いでいる中、なんと中国でも科学者たちも謎の死を遂げていることが報告されている――。

■謎の死を遂げた中国の9人の科学者

 アメリカ人科学者の死亡や失踪をめぐる憶測が広がっていることをこれまで何度かトカナでもお伝えしているが、中国では少なくとも9人の科学者が謎の死を遂げていたことが明らかになっている。

 死因は事故、病気、または原因不明の事件として記録されているが、彼らの死は偶然なのだろうか。

 最も不可解な事例の一つは、2023年7月に亡くなった38歳の防衛技術教授、フェン・ヤンヘ氏のケースである。

「Newsweek」誌によると、彼は北京で深夜に発生した自動車事故で亡くなる前、台湾侵攻の可能性に関するシミュレーションに取り組んでいたという。公式発表によると、フェン氏は午前2時35分頃に発生した事故当時、仕事の会議を終えて帰宅途中だったというが、彼の死亡記事では「公務遂行中に犠牲になった」と記されており、単なる帰宅中ではないとされていることで憶測が広がっているという。

 さらに注目を集めたのは、彼が通常は国家の要人のために用意されるような、格式高い墓地に埋葬されたことだった。このような栄誉は、通常の事故死ではめったに見られない。

 報道によると近年、このフェン氏を含め中国人科学者の死亡事例が少なくとも9件発生している。彼らの多くは、軍事AI、宇宙防衛、極超音速兵器など、極めて機密性の高い分野で働いていた科学者たちである。

 亡くなったほかの8人の中国人科学者は次の通りだ。

●チャン・シャオシン(62歳)
 国立衛星気象センターの宇宙専門家で、気象監視と早期警報システムを専門としていたチャン・シャオシン氏は、2024年12月に自動車事故によって亡くなっている。

●チェン・シューミン(57歳)
 中国の軍事科学者であり、国防科学技術大学のマイクロエレクトロニクス専門家で、「中国のハイエンド兵器チップ研究開発チームのリーダー」であったチェン・シューミン氏は2018年に交通事故で亡くなった。

●チョウ・グァンユアン(51歳)
 中国科学院の会員であり、高分子に関する専門家である著名な化学者、チョウ・グァンユアン氏が2023年12月に51歳で死去した。死因は明らかにされていない。

●ファン・ダイニン(68歳)
 国防研究の主要大学である北京理工大学(BIT)で、極超音速の宇宙船や先進エンジン用の超高強度素材を研究していたファン・ダイニン氏は今年2月に訪れていた南アフリカで亡くなっている。

●ヤン・ホン(56歳)
 米オハイオ州のライト州立大学で研究した後に中国に戻り、西北工業大学で極超音速技術の研究に取り組んでいたヤン・ホン氏が、病気のため今年3月に亡くなったことが報じられている。

●チャン・ダイビン(47歳)
 中国屈指のドローン専門家であり、国防科学技術大学無人システム研究所の元副所長、そして雲智航科技の創業者でもあるチャン・ダイビン氏が昨年、湖南省長沙市で死去した。死因は明らかにされていない。

●リウ・ドンハオ(51歳)
 著名なデータサイエンティストであるリウ・ドンハオ氏が、2024年に原因不明の事故で亡くなっている。「環球時報」によると、同氏は貴州ビッグデータ保護工学セキュリティ研究所の創設者であり、中国のデータセキュリティ管理システムの分野における先駆者だった。

●リ・ミョン(49歳)
 国際的に著名な生物医学化学者で、教育部「人材育成計画」の受賞者であり、中国致公党の党員でもあったリ・ミョン氏が、2025年11月に広州で急病のため死去した。訃報記事によると、同氏は「視覚化と光制御による革新的な医薬品」を開発したという。

 極超音速技術や軍事AI技術に分野の科学者の死亡が多いのだが、これは単なる偶然なのだろうか。アメリカと中国の科学界でいったい何が起きているのか。アメリカでの事例と共に、今後は中国の状況もウォッチしていかねばならないようだ。

参考:「Daily Mail」、「NEXUS Newsfeed.com」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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