ロイ・メセニー/被害者をハンバーガーにして食らう巨漢の殺人鬼
――今回の『シリアルキラー展2』において、前回との違い。前期と後期にわけた理由などを教えてください。
「紹介したい作家がたくさんいるので、皆さんによりよく見ていただくために、前期後期にわけました。また、前回の展示後、コレクターのHNさんがさらにコレクションを充実させているので、新しい展示品もご披露します。特に後期には、『女殺人鬼たち』『闇社会の住人達』など、テーマ別で見せることで、マニアックな方々の要望にも沿えるような工夫をしています。前回はたくさんの犯罪者とその作品をずらりと並べて説明する感じだったんですけど、今回は一人一人にフォーカスして、人物像とその人の作品や資料をあわせて展示して、より深く事件の背景や作品をみていだけるような展示構成になっています」
――もっと踏み込んで、ぜひとも見て欲しいポイントは何でしょうか?
「映画や小説に影響を与えた方も多いので、そこら辺のかかわりも意識してもらえると、なぜ現代において、“シリアルキラー”というものにみんなが興味を持っているのかがわかると思います。関連書籍、関連DVDも販売するので。ぜひみていって欲しい。前回より作品が増えているので、より専門的に楽しめると思います。あと、これは展示でみてほしいんですけど、ゲイシーのスペシャルコレクションが初公開となります。楽しみに観に来てください」