いまだ科学が説明できないUFOミステリー6選! 専門家を悩ませ続ける写真や映像!
4. ソルウェー湾の宇宙飛行士
1964年、イギリス・ソルウェー湾を望む公園で父親のジム・テンプレトン氏が娘の写真を撮ったところ、現像した1枚に“宇宙飛行士”が写り込んでいたのだ。テンプレトン氏はこの写真の撮影時に、娘の背後には誰もいなかったと主張している。宇宙服らしき白い衣服に身を包みヘルメットをかぶっているこの“宇宙飛行士”はいったいどこから来たのか?
いくつかのメディアが取り上げたことでこの写真は世界中で話題となった。騒ぎを聞きつけた当時の写真用品世界最大手コダックが写真を詳細に分析した結果、この写真は何ら手が加わっていない純正のものであると発表している。
後にBBCがテンプレトン氏を取材してインタビューしており、それによれば、この写真が大きな注目を集めていたある日のこと、2人の黒服の男(メン・イン・ブラック)が家を訪ねてきて、この写真を撮った正確な場所を訊いてきたということだ。
5. フェニックスの光
1997年3月13日、米アリゾナ州フェニックス上空を中心に夜間に長時間にわたって目撃された複数のオーブが“フェニックスの光”だ。数千人が目撃したとされ、1990年代で最も有名なUFO目撃事件である。
フェニックスの光は2つのイベントが組み合わさったものだと考えられ、まずは三角形型に並んだ光点が上空を通り過ぎ、その後に数多くのオープが上空にほぼ静止した状態で浮遊する現象が続いたとされる。
米空軍の説明では当日の同空域で、軍用機であるA-10サンダーボルトIIの飛行訓練を行っており、訓練中に同機から照明弾を複数発投下したことをアナウンスしている。
しかし当時のアリゾナ州知事であり、この一件の目撃者でもあったファイフ・サイミントン氏などによれば、このとき空は実に静かであったことが報告されており、けたたましい騒音を放つ軍用機が飛んでいたとは到底考えられないということだ。米空軍の説明をそのまま鵜呑みにはできないという目撃者も少なくないのである。
6. 238メートルの巨大ミステリーサークル
ミステリーサークル(クロップ・サークル)で有名なイギリス南西部ウィルトシャーで2001年に、これまでの概念を覆す直径238メートルという超巨大ミステリーサークルが出現した。なんと合計で409ものサークルが描かれていたのだ。
実のところミステリーサークルはまさに“職人技”で一夜にして作りあげる専門家集団が存在することが確かめられている。だからといってすべてのミステリーサークルが人の手によるものだと断定するにはまた謎が多く、そしてこの超巨大ミステリーサークルのように短時間のうちにどうやって作ったのか全く見当もつかないケースも少なくない。
オレゴン大学の物理学者であるリチャード・タイラー氏によれば、この超巨大ミステリーサークルを作成するにあたっては高度なハイテク装備が必要であることを指摘している。具体的にはGPS、レーザー、マイクロウェーブ発振機などである。そうしたハイテク機材がないことには、いかに専門家集団でもここまで大きく、サークル数の多いミステリーサークルを一晩のうちに作ることはできないということだ。はたして人の手によるものなのか、それとも……。
数多くの人工衛星が地球を包囲している今日、いわゆる“秘境”や前人未到の地がどんどんなくなっているが、このようにまだまだサンエンスで説明できないミステリアスな現象は今もなお根強く残り続けているようだ。
参考:「Collective Evolution」ほか
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