「船の上でSEX。要はゆきずりのナニ」沿岸部ならではのお楽しみ?北関東の“海上ナンパ”がヤバい!
【日本奇習紀行シリーズ 北関東】
世の中には実に変わった人がいるもので、そうした人々が日々垣間見せる突飛な言動の数々は、往々にして、周囲の人々の心に深く刻み込まれるようだ。
「今じゃそんな話、知ってる連中自体ほとんどいないよ(苦笑)」
かつて北関東のとある海沿いの小さな集落で暮らす一部の好事家たちによって行われていたという、なんとも珍妙な行為についてそう語りはじめたのは、当地で長らく近海漁を続けているという、猿渡政夫さん(仮名・84)。なんでも猿渡さんの話によると、その昔、当地のスキモノ男女たちは、なんとも不可思議な行為にご執心であったという。
「漁をするでもなしに、海に舟を出してさ。そこで口説きあって、話がまとまったら、船の上でナニするの。要はゆきずりのナニだわね」
現代でも、いわゆるナンパスポットでは、車やバイクといった乗り物を使ったナンパは行われているが、船で海に繰り出してまでそうした行為をするというのは聞いたことがない。
「大抵は俺らみたいな海の人間が、金をもらって船を出してやるんだけど、男も女もスキモノだらけなもんだから、いつまでも終わりやしない(苦笑)。だからこちとら大抵はね、相手方の船頭と一緒にさ、空いてる方の船で将棋なんかをさしながらヒマつぶしよ」
男性が乗る船を「男船」、女性側の船を「女船」と呼び、プレイの際は必ず女船のほうで行うしきたりとなっていたため、女船の船頭は男船側に乗り移り、男船側の船頭と酒を飲みつつ、碁や将棋をして時間潰しをしていたのだという。
「まぁ、金を出してまでそんなことをしたがる気持ちはわからんけど、みんな盛り上がっていたね」
やがて、時代が下るにつれ、当地でも船を持つ漁師たちそのものが年々少なくなっていったことで、いつしかこうした習慣も姿を消したとはいうが、そもそもこうした海上ナンパと船上セックスが行われていたこと自体、全国的には極めて珍しいケースであるだけに、なんとも興味深いところである。
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