【保存版】米国最恐の心霊スポット32選! 奴隷の埋葬地、3日で5万人死亡、210号室…!
31. ホエーリーハウス:カリフォルニア州サンディエゴ
1857年、雑貨商のトーマス・ホエーリーは、サンディエゴで最初の絞首台があった場所に自宅を建てた。すると、入居直後から不可解な事件が一家を襲うようになったという。幼い息子の死から始まり、家の一角で営んでいた商店の焼失、強盗、離婚、うつ病、自殺――と、踏んだり蹴ったりの連続だった。それらすべては家の中で起こっていた。
噂では、ここで絞首刑にされたホームレスで泥棒の悪名高きジム・ロビンソンの呪いではないかといわれている。誰かが脚を引きずる音を耳にした者もいるという。1953年以降、無人となってはいるものの、ホエーリー家の人々は今でもこの家に出没し、葉巻の煙やフランス製香水を漂わせているという。
32. ウィンチェスター・ミステリー・ハウス:カリフォルニア州サンノゼ
歴史上最も不穏な建設プロジェクトの1つといって間違いない。サラ・ウィンチェスター(ライフルメーカー社長子息の妻)は、莫大な遺産を受け継いだ後、ヴィクトリア朝時代のお化け屋敷を買い取って、彼女が亡くなる1922年9月5日まで、ひたすら増改築を繰り返していたのだ。
一説には、彼女の夫と子どもが死んだのは「ウィンチェスター銃で殺された者の呪い」と霊媒師に告げられ、さらなる怨霊を遠ざけるためにリノベーションを始めたといわれている。天井に直接つながる階段、レンガの壁に面したドア、秘密の通路に通じる窓など、正気を疑う特徴がある。この奇怪な家が、100年前にはすでに見世物として公開されていたというのだから恐れ入る。
明るい太陽の下では気づかない、ちょっとだけ薄ら寒い裏米国史。ここに紹介した場所のほとんどが、今では整備された観光地や博物館として商業化していることに驚きを隠せない。転んでもタダでは起きないことこそが、ヤンキー気質の真骨頂なのかもしれない。
参考:「Conde Nast Traveler」、「Nightly Spirits」、「Only in Your State」、「Halloween Nights at Eastern State Penitentiary」、「Conde Nast Traveler」、「The House of the Seven Gables」、「US Ghost Adventures Property」、「Conde Nast Traveler」、ほか
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