元陸軍将校がエリア52「ダグウェイ実験場」と宇宙人と政府の密約について主張!

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画像は「Getty Images」より

 宇宙人は遠い宇宙から地球を訪れているのではなく、既に我々の側にいる、という主張をしている人物は少なくない。元陸軍将校で、英国UFO研究会のメンバーであるUFO(※)ハンターのポール・アスコフ氏もその一人だ。

(※) UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。

 彼は「狡猾な宇宙人が政治家と共謀して、我々の技術を進歩させるために密かに働いてきた」と主張。西側諸国の政府と宇宙人の結びつきは強く、宇宙人の高度な技術を受け継いでいると考えるUFO研究家や調査者は彼以外にも多数存在するという。

 たとえばティモシー・グッド氏(※UFOに関する英国の作家)は、欧米における政府の共謀を示す豊富な証拠を集め、エイリアンとの交渉が今日まで続いていることを明らかにしているという。

「西側政府と宇宙人の共謀は、第二次世界大戦以来行われてきたと私は考えています。我々の科学や工学、コミュニケーションにおける多くの進歩は、宇宙人の協力があってこそ驚異的なスピードでなされてきたのです」(グッド氏)

 アスコフ氏自身も、自著の「UFOs -The Real Story- Revised Edition 2023」にて宇宙人とその地下基地について述べている。

「最近では多くのUFO研究者が、こういった宇宙人の技術を転用した秘密プロジェクトの多くがエリア51からエリア52ことダグウェイ実験場(Dugway Proving Grounds)に移ったと考えています。ダグウェイ実験場はエリア51よりもさらに人里離れた場所に存在する化学兵器訓練用の極秘施設で、ソルトレイクシティの南側に位置し、エリア52と呼ばれています」(アスコフ氏)

 なお、これまでエリア51で働き、秘密の実験や研究開発に携わっていたという情報を公開しようとしていた人々は、『メン・イン・ブラック(MIB)』によって発言の機会を奪われるという。勿論このMIBは有名な映画でトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスが演じたような愉快な2人組ではないという。

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ダグウェイ実験場(画像は「Getty Images」より)

 本来のMIBはUFOや宇宙人、秘密実験の目撃者の家に招かれもしないのに突然現れ、彼らを脅して黙らせる男性またはグループのことを意味するものだ。MIBと遭遇した人々の証言で共通している点は、彼らがIDを見せず、実際にどの政府機関で働いているかを明言しない点。また、時にロボットのように非人間的な動きを見せたり、突然現れたり消えたりすることがあるという点だ。口数は少なく、非常に簡潔に指示し、相手を威圧する態度を見せるという。

「しかし、MIBはどうも2つのグループに分かれているようです。一方は監視と、目撃者が見たものを確認する程度で、あまり威圧的な態度を見せずに去っていくようです。しかしもう一方は非常に威圧的で、目撃したものやメモ、写真に撮られたものをすべて破棄し、見た物を公言したならば悲惨な結果が待っていると脅迫してくるようです」(同)

 果たして、MIBたちは何を隠そうとしているのか。また、エリア52ことダグウェイ実験場では何が行われているのか。これらの真相が明るみに出る日はくるのだろうか?

参考:「Daily Star」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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