笹井教授の死にまつわる4つの不審点 ― STAP細胞は触れてはならない“禁断の果実”だった?

笹井教授の死にまつわる4つの不審点 ― STAP細胞は触れてはならない禁断の果実だった?の画像1

 先月5日、神戸市中央区の先端医療センターで、階段の手すりに首を吊って倒れている笹井芳樹教授が発見された。教授はすぐさま神戸市立医療センター中央市民病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。死因は自殺と考えられる――。

 日本の再生医療研究のホープ、笹井教授の死は世間を騒然とさせた。STAP論文問題で責任を問われたり、小保方氏との“不適切な関係”が一時期浮上するなど、様々な報道に笹井氏が気を病んでいたのは事実である。しかし、それは果たして自殺の十分な理由になるだろうか? 笹井氏の死には不審な点が数多く存在すると指摘する声もあるのだ。


不審点1. 不自然な死因

 発見された笹井教授の状態について、「階段の手すりにひも状のものをかけて首を吊っていた」と多くのマスコミが報道したが、違和感を覚えないだろうか? 通常、首吊りであれば、自宅やホテルなどの個室で行うのがスムーズだ。笹井氏は人が立ち入る可能性のあるセンター研究棟の階段を大胆にも選んだというのだろうか。

 そもそも、首吊りは決して楽な死に方ではない。失敗して首の骨を折ると、まず一思いで死ねないことは笹井教授も分かっているだろう。周囲に多様な薬品を置くことができる科学者であれば、まずは何らかの薬品を用いることを考えるはずではないだろうか。


不審点2. 「死因鑑定」をしていない

 日本の法律上、病院で死亡した場合には「死因鑑定」をする必要がないことになっている。最初の報道では「笹井氏は先端医療センター内で亡くなった」とされていたが、その後この報道は消され、「先端医療センターで倒れているのが発見され」、「医療センター中央市民病院で亡くなった」と訂正されている。これはつまり、笹井氏の死因を鑑定する必要がなくなり、「自殺とみられる」という表現で片付けることが可能となってしまったことを意味するのだ。

人気連載

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊
深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.09.18 20:00心霊

笹井教授の死にまつわる4つの不審点 ― STAP細胞は触れてはならない“禁断の果実”だった?のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで