ラジオがレイプを扇動! 2歳の幼児も強姦される南スーダンの現状

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■暴力はいつまで続くのか

 さて、今回の視察の最後に、バングラ氏と南スーダン政府との間では、組織的な性的暴力を段階的に収束させることを記した公式声明への署名が交わされた。しかしバングラ氏は危機感を強めているようだ。

「(南スーダン政府の)閉鎖性、政情不安、警察組織の機能不全、さらに医療従事者の不足によって、この類の犯罪に関する報告が上がってこない事態を懸念している」(バングラ氏)

 1,100万の国民を抱える南スーダン。国連は年末までに、人口の3分の1が飢餓に陥る可能性さえも指摘している。


 もちろん、混乱の収束に向けた動きも存在する。しかし「政府間開発機構」(1996年に設立された東アフリカの地域機構)の仲介による停戦交渉も、未だ事態を収束できていない。しびれを切らした米国は先月、キール大統領とマチャル前副大統領の双方に対して、暴力に終止符を打たなければ国連安保理による制裁を受けることになると警告したが、果たしてその効果は現れるだろうか。一日も早い紛争の終結が求められている。

 混迷を極めるシリア情勢やイスラム国の動向、ウクライナ問題もさることながら、南スーダンの紛争についても注意深く見守りたいものだ。

文=編集部

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