――どのような人に手にとってもらいたいですか。
作品のファンの方はもちろん、作品を読んだことのない方にも気軽に手に取って頂きたいです。写真の料理やテーブルアレンジ、脚注にある海外の食材のミニ情報など、さまざまなポイントに注目してもらえたら嬉しいです。まずは自由に眺めて想像をふくらませてください。
――また、アピールポイントがありましたら教えて下さい。
作品のバラエティーの豊かさも魅力ですが、やはり何と言っても作品それぞれの世界観を現した料理写真が見どころです。著者がデザイナーということもあり、食器など小物の組み合わせにもこだわりが見えます。発想力に富んだ食卓から醸し出される作品の雰囲気をぜひ味わって頂ければと思います。
――読者に一言メッセージをお願いします。
つまみ食いをするように、1ページ1ページ自由に作品を楽しんでください。この本を通して、それぞれの小説作品にも興味を持って頂ければ幸いです。
『ひと皿の小説案内 主人公たちが食べた50の食事』刊行記念イベント
阿部公彦×石田千×tag café「聞いて、見て、食べて美味しい小説案内」
日程:4月10日(金) 20:00〜22:00(19:30開場)
場所:本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料:2000yen(チケット代+料理代)+1ドリンク
<http://bookandbeer.com/blog/event/20150410_hitosarasyosetsu/>
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