そして、今回、TARO賞関連イベントとして、岡田裕子主宰のオルタナティブ人形劇団「劇団★死期」による「URA TARO SHOW !! 劇団★死期が美術館をジャック!?」が行われる。人形劇のキャラクターたちが導き手となって、オリジナル音声ガイド、ギャラリーツアー、さらに観客からの自由なアイデアを募集しての「URA TARO SHOW !!」が会期後半に開催される。会期最終日の一週間前には美術家・会田誠を含む会田家による講評会も予定されている。こちらの「URA TARO SHOW !!」のアイデア募集は、奇想天外で現実不可能な作品計画からその場で思いついた簡単なネタまでなんでもOK、特設ブースに設置された用紙などに書き込めば誰でも気軽に参加できる。
めでたく20回目を迎えたTARO賞、これからも新たな才能を次々に発掘し、さらなる飛躍に大いに期待したい。あなたも“爆発”してみないか!?
[第20回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展]は、2017年2月3日から4月9日まで川崎市岡本太郎美術館にて開催中。詳細は→ http://www.taromuseum.jp
TARO賞関連イベント「URA TARO SHOW !! 劇団★死期が美術館をジャック!?」は、2017年3月1日から4月9日まで、川崎市岡本太郎美術館内特設ブース。イベント 4月2日14:00~ (ゲスト:会田家)
ケロッピー前田
1965年東京生まれ、千葉大学工学部卒、白夜書房(コアマガジン)を経てフリーランスに。世界のアンダーグラウンドカルチャーを現場レポート、若者向けカルチャー誌『ブブカ』『バースト』『タトゥー・バースト』(ともに白夜書房/コアマガジン)などで活躍し、海外の身体改造の最前線を日本に紹介してきた。近年は、ハッカー、現代アート、陰謀論などのジャンルにおいても海外情報収集能力を駆使した執筆を展開している。前田亮一『今を生き抜くための70年代オカルト』(光文社新書)が話題に。新刊『クレイジートリップ』(三才ブックス)絶賛発売中!
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。