『シリアルキラー展II/前期』
去る5月11日から『シリアルキラー展2』(銀座ヴァニラ画廊)が開催され、再び日本にシリアルキラー旋風が巻き起こっている。これは、日本初の世界の猟奇犯罪者(シリアルキラー)の作品展として、昨年大いに話題となった『シリアルキラー展』の続編というべきものである。昨年の展示では、日本在住のコレクターHN氏が長い年月をかけて蒐集してきたジョン・ウェイン・ゲイシーをはじめ、エド・ゲイン、テッド・バンディ、ヘンリー・リー・ルーカス、さらにはチャールズ・マンソンまで、歴史が生み出した怪物というべき計62人ものシリアルキラーたちの膨大な作品&資料を200点以上展示し、土日には路上にまで行列ができるほどの人気となった。
『シリアルキラー展II/後期』
改めて、シリアルキラーが映し出す“人間の深層”に誰もが興味を持っていることが剥き出しとなったのである。今回はさらにスケールアップして、前期後期の二部構成でおよそ2カ月に渡る大規模なものになるという。『シリアルキラー展2』の全貌をヴァニラ画廊に聞いた。