【英コンサート会場テロ】このままでは東京オリンピックも“必ず”狙われる
【英コンサート会場テロ】このままでは東京オリンピックも“必ず”狙われる!識者「開催など言語道断」

米歌手アリアナ・グランデさんがコンサートを行っていた英マンチェスターの会場で22日午後10時33分(日本時間23日午前6時33分)過ぎ、爆発が発生。英警察当局はテロ事件として捜査し、男1人の自爆攻撃によるものと発表し、子ども数人を含む22人が死亡、59人が負傷したことが伝えられた。目撃者の証言によれば「くぎ入り爆弾」だったそうだ。
自爆して死んだ犯人の確定には至っていないものの、IS支持者がオンライン上でこの爆発を祝っていた報道もあることから、イスラム過激派によるものであるとの指摘もある(21時24分現在、ISが犯行声明との報道あり)。これについてテロ対策知識をもつ事情通に聞いた。
「このコンサート会場は、収容人数2万1000人でヨーロッパ最大の屋内競技場です。また、米国人歌手の公演だったことから、世界的なインパクトを狙ったテロといえるでしょう。仮にイスラム過激派によるテロだった場合、アリアナさんの母親が海軍関係の仕事をしていることから、IS撲滅のために投入された米海軍特殊部隊シールズへの当てつけである可能性を疑う者もいますね。単独犯なのか、組織的な犯行なのかは断定されていませんが、仮に単独で行った場合でも、大勢の人間が集まる場所であれば十分効果的なテロができるということを証明したといえるでしょう」(事情通)
■東京オリンピックは標的になり得る
世界的にインパクトの強い場所といえば、東京オリンピックだが?
「もちろん、日本でテロが起きる確率はまだ低いといわれていますが、『東京オリンピック』ほどの規模となれば話は別です。テロリストは『日本でテロを起こす』という意識ではなく『オリンピックでテロを起こす』意識で計画する可能性はあります」(同上)
「しかし残念なことに、日本のテロ対策は万全とはいえません。19日に『テロ等準備罪(共謀罪)』を新設する組織犯罪処罰法改正案が衆院で可決されるなど、政府はテロ対策をしているように見せ掛けてはいますが、警察の取り組みを含め、現実的なテロ対策マニュアルはまだ完全ではないと聞いています」(同上)
「これまでも度々テロが起きてきた欧米では、厳しい警備や身体チェックなどのテロ対策義務を受忍する国民性がありますが、日本人の危機感はまだ薄い。市民生活に多大な影響を及ぼすテロ対策の取り組みに不満を爆発させる可能性があります。ですから、日本人の国民性を配慮した場合、結局ずさんなテロ対策になってしまう可能性は大いにあり、テロリストにとっては実行しやすい場として日本がマークされることもありえます。個人的には、国民や才能あるアスリートの100パーセントの安全が保障されない限り、東京オリンピックの開催など言語道断だと思いますがね。経済効果も期待できないし、どこの国も辞退しているではないですか」(同上)
「共謀罪」が成立すれば組織犯罪の防止にはある程度役立つかもしれないが、世界で増殖する単独テロリストは射程に入っていない。単独犯の場合、大規模な準備もなく、犯人が実行しやすい時期にその日の気分で遂行され、条件によっては大量の死者が出てしまう。果たして日本はそれを防ぐことができるのか? 遅くても東京オリンピックまでに本気の対策をみせてほしい。政府が利権より人命を選んでくれるか不安ではあるが……。
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