南極の雪に埋もれた「巨大UFO」がグーグルアースで発見される? 数百年前に墜落した機体が地球温暖化で露出か?
宇宙人基地が隠されていると噂される南極大陸で、またしてもUFOらしきものが発見された。やはり人類には過酷すぎるこの極寒の地に、宇宙人らはひっそりと身を隠していたのだろうか?
問題のUFOは、ロシア人UFO研究家Valentin Degteryov氏が、グーグルアース上で発見(座標:73°13’55.09 S, 71°57’12.98 W)。今月16日に発見動画をYouTubeで公開すると、世界中の人々が即座に反応、すでに60万回も再生されるヒット動画になっている。
動画のキャプションで、Degteryov氏は、この物体を「数百万年前に南極大陸に墜落した、全長600メートルほどのUFOであり、長年雪が積もり見えなくなっていたものが、雪解けとともに姿を現した」と記している。
確かに、楕円型の形状やメタリックな色合いなど、我々がよく知るUFOの特徴を備えていることは認めざるを得ないが、一般の人の目にはどのように映っているのだろうか? YouTubeユーザーのコメントをみてみよう。
「UFOが実在する証拠だ!」
「たとえこれがUFOだとしても、政府が絶対に隠蔽するよ」
「地球の扁平率の問題で、彼らは上手く着陸できないことがたまにあるらしいと、軍の関係者から聞いたことがある」
「これだけじゃ何も証明したことにならないよ」
「ただのパレイドリア(ランダムな視覚データから馴染みのパターンを思い浮かべてしまう心理現象)でしょ」
投稿者のDegteryov氏は、懐疑的なコメントに対して「地球上のものではないことは確かである」と反論、それに対し懐疑派が再反論し、現在もコメント欄では激しい舌戦が繰り広げられている。しかし、肯定するにしても否定するにしても、圧倒的に情報量が不足しており、どちらも決定打を欠いている状況だ。
ただ、これまでにも南極では、「エッフェル搭級の地下構造物」、「巨大ピラミッド」、「凍った湖に停泊する円盤型UFO」、「水中に隠れる巨大UFO」など多くの謎が発見されており、一部では、ナチスの残党が極秘に開発したUFOを南極に隠したとの噂まであるため、Degteryov氏の主張を頭ごなしに否定することもできないだろう。
真実はその目で確かめるまで分からないが、読者はどう思われただろうか?
参考:「YouTube」、「Daily Mail」、「The Sun」、ほか
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