南極にある“ピラミッド”がグーグルアースで発見される? 宇宙人基地か、米政府がひた隠す超古代文明の証拠か!?
地球史上最も低い気温、マイナス89.2℃という記録をたたき出した氷に覆われた大陸、南極。人類が暮らすにはあまりに過酷なこの地には、以前よりまことしやかにささやかれてきた“ある噂”が存在する。
それは、「南極には古代文明の遺跡が存在する」というもの。「そんなの一部の陰謀論者の妄想に決まってる」と一蹴することなかれ。これまでに南極では、人工物としか考えられない構造物が多数報告されているのだ。そして今回、またしても南極で謎の構造物が発見されたとして話題になっている。やはりこの極寒の大陸には、かつて文明が存在したのだろうか!? YouTubeチャンネル「Third Phase of the Moon」によって紹介された動画には、グーグル・アースが捉えた、南極の“ピラミッド”がばっちり写っているというのだ。11月22日付の英紙「Daily Mail」が報じている。
動画には、上空から見下ろした四角錐の物体がはっきりと映っているではないか。雪で覆われているが、自然にできたとは思えないほど正確な直線で縁取られている。おそらく太陽にさらされる側面だろうか。雪が少なく岩肌が露出している面は、間違いなく三角形であるようだ。動画中盤では、上から見下ろしたエジプトのピラミッドと比較しているが、ほぼ同じ形状であることが確認できる。やはり、これは南極に古代文明が存在したことの証なのだろうか……。
■ケリー国務長官の南極訪問に疑いの声も……
動画に寄せられるコメントは賛否両論、意見は真っ二つに割れている。これを人為的に作られたピラミッドだとして、荒涼とした地にこれほど大規模な建造物を作ったのは、人類をはるかに凌駕する技術に違いない、と宇宙人の関与を疑う人もいる。さらに、アメリカのジョン・ケリー国務長官が、今月11日南極を訪問したことと絡めて、「彼はこの内部にあるUFO基地を視察しに行ったのだろう」と憶測する声も意外なほど多い。
一方で、「陰謀論者のでっち上げ」「ピラミッドっぽいただの雪山だろ」と、否定的な意見も多い。「Daily Mail」は記事内で、動画にはグーグルアースで見られるラベルやピンが確認できるが、南極を意味する“Antarctica”が“Antartica”と、スペルミスしている点を挙げ、映像が加工修正された可能性を指摘している。また氷河や氷床から頂部が突き出た、岩石で構成される山に特徴的な地形、山頂が鋭く尖る“ヌナタク”の可能性もあるだろう。いずれにせよ、この構造物の真偽について、はっきりと断言できないのが現状だ。
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