50人以上殺害して食べたチカチーロの息子も殺人鬼だった!「殺人鬼を親にもつ子どもたち5選」!
もしも実の親が殺人犯だったら……。殺人事件が起きた場合、報道のほとんどは被害者側の家族を映すことに集中するが、その一方で加害者側にも家族がいることを忘れてはいけない。そこで今回は、残忍な殺人事件を犯した犯罪者を親に持つ子どもたちを紹介しよう。
■メリッサ・ムーア
米国で“女優”として活躍するメリッサ・ムーアは、“ハッピー・フェイス・キラー”の異名で知られる殺人鬼キース・ジェスパーソンの娘として有名だ。キースが逮捕されたのは1995年、メリッサが15歳の頃だった。警察の取り調べで彼は、長距離トラックの運転手をしていた1990年から1995年までの5年間に強姦を繰り返し、8人の女性を殺害したと供述している。ニュース番組の取材にメリッサは、幼いながら父親に暗い影があることに気づいていたことや、彼が常日頃、自身の性生活を大っぴらに語ることに嫌悪感を覚えたことを明かした。母親となった彼女は、終身刑を言い渡され刑務所に服役中のキースの存在を我が子にどう伝えるか悩んでいるという。
■ユーリー・オドナチェヴァ
ソビエト連邦時代のロシアに、女・子どもを含む50人以上を殺害し死刑となった“ロストフ・リッパー”、“赤い切り裂き魔”と呼ばれる連続殺人鬼、アンドレイ・チカチーロという男が存在したのは有名な話だろう。アンドレイは妻子持ちにもかかわらず12年間にわたり強姦や殺人、四肢切断といった凶行の数々に及んでいる。彼は人の死や死体の破壊行為によって性的快感を得る“ネクロサディスト”であり、一説では機能不全でありながら、死体を切り刻む毎に射精を繰り返していたという。1990年に捕まり有罪判決を受けたアンドレイは、1994年に処刑された。息子のユーリーも父親同様に暴力事件や窃盗、挙句の果てにはめった刺しによる殺人罪の逮捕歴があるなど、父親の影に苦しめられていたようだ。
■ジェン・カーソン
1980年代初頭の米国カリフォルニア州・サンフランシスコ市内に、“サンフランシスコ・ウィッチ・キラーズ”として名を馳せるマイケル・カーソンと彼の妻スーザンが暮らしていた。神秘主義や薬物へ心酔していった2人は、神から“魔女との聖戦”の手助けをするという重要な使命を託されたと信じ込むようになる。彼らが3人を殺害した罪で地元警察によって逮捕され収監された時には、娘のジェンはまだ9歳と幼いながらもうつ病に悩まされたという。その後も10代の頃には摂食障害を引き起こすなど悲惨な幼少期を送っている。現在ジェンは、殺人を犯し刑務所送りになった両親を持つ若者のケアを行うカウンセラーとして働いているそうだ。
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