記憶障害のロシア美女、夫との離婚を記憶しておらず、毎日事実を知るたび号泣「泣きたくなるほど可哀想な離婚ループ」
ロシア連邦・タタールスタン共和国の首都カザンに住む美女、ベロニカ・メシェリャコフ(29)さんは、記憶を繰り返し失う病に蝕まれており、そのことが毎日彼女を悲しみのどん底に追いやっている。
英紙「Daily Mail」(8日付)によると、ベロニカさんは以前からポルフィリン症に悩まされていたという。ポルフィリン症は、ヘモグロビンの構成要素であるヘムの合成過程で発生するポルフィリンが体外に排出されず、蓄積することで引き起こされる。ポルフィリンは光に当たると毒性を発揮する光毒性を持つため、太陽光などの刺激によって過敏症を起こし皮膚や肝臓へダメージを与える場合や、腹部を中心に神経に異常が出る場合がある。ベロニカさんは数年前に手術を受けたが、これが失敗し、現在は歩行困難と短期記憶障害を抱えている。
ベロニカさんには夫がいた。しかし、何らかの理由、もしかしたら慢性的なポルフィリン症に苦しむベロニカさんに疲れてしまったことが原因で、2017年の11月に離婚届が提出されている。だが、記憶障害を抱えているベロニカさんはそのことを覚えていない。
毎日、目覚めると夫がいないことを不審に思いつつも、「仕事に行っている」と思い込み、夫の帰りを待っているのだ。だがもちろん、夫は深夜になっても帰ってこない。そこでベロニカさんの母親は、離婚している事実を告げるのだ。思いもよらない告白にベロニカさんは泣き崩れる。これが毎日繰り返されるのだ。
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