UFOを肯定した外務事務次官・黄田多喜夫を知れ! 「UFOは他の天体から来た…」UFOに夢中になった政治エリートたち!
■外務事務次官もUFOフリークだった!
さらに、意外な人物がこの時期UFOに関心を持っていたことが明らかになっている。
実は日本のキャリア外交官、それも、事務方のトップである外務事務次官にまで上り詰めた人物が、密かにUFOに心を奪われていたのだ。その人物こそ黄田多喜夫(おうだたきお)である。
黄田は広島国泰寺高校から東京帝国大学(当時)を経て、1930年の高等文官試験に合格、1958年から1962年までインドネシア駐箚(ちゅうさつ)大使を務めた後、外務審議官を経て、1964年から翌年まで外務次官を務めた。
ご承知の通り、外務次官という役職は、外務省におけるキャリア官僚の最高位であり、同期入省者はもちろん、前後の年に入省した同僚の中でも、能力的に一番優れていると評価された人物が就任する役職だ。
その黄田がUFOに関心を持ったのは、1954年から在勤した在イギリス大使館で公使を務めていた時代らしい。

この頃イギリスでもUFOが大きな話題となっており、第二次世界大戦中の空軍戦闘機総司令官としてドイツ空軍と繰り広げた史上最大の航空戦「バトル・オブ・ブリテン」を勝利に導いたヒュー・ダウディング空軍大将も、「UFOは他の天体から飛来する宇宙船だ」と公に宣言していた。
黄田も、こうした情勢をつぶさに観察し、日本もUFOを研究すべきだと考え、個人的な友人でもある上村健太郎航空幕僚長に日本の研究状況を照会する私信を送ったことが知られている。
残念ながら、麻布台にある外交史料館で公開された外交文書を精査しても、黄田外務次官とUFOの関わりを示す文書は発見できなかった。しかし、黄田本人は生涯UFOへの関心を抱き続けていたようだ。
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2024.10.02 20:00心霊UFOを肯定した外務事務次官・黄田多喜夫を知れ! 「UFOは他の天体から来た…」UFOに夢中になった政治エリートたち!のページです。UFO、羽仁礼、堀越二郎、ヒュー・ダウディング、中谷宇吉郎、外務省、日本空飛ぶ円盤研究会、海部俊樹、黄田多喜夫などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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