スピルバーグ監督の最新作『Disclosure(ディスクロージャー)』、謎めいたポスターが話題に ― UFO隠蔽の真実に迫るのか

映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグの次回作『Disclosure(ディスクロージャー)』の公開は2026年6月とまだ先だが、そのマーケティングキャンペーンはすでに始動している。ロサンゼルスやタイムズスクエアに突如として現れた不可解なビルボード広告が、映画ファンや陰謀論者たちの熱い視線を集めているのだ。
ポスターに描かれているのは、逆さまになった目と、後光のような光、そして鮮やかな鳥だ。「ALL WILL BE DISCLOSED 06.12.2026(2026年6月12日、すべてが開示される)」というキャッチコピーが添えられ、作品の内容を暗示するような象徴的なデザインとなっている。
シンボルに隠された意味とは?
逆さまの目は「ホルスの目」を連想させ、現実や知識の逆転を示唆しているようにも見える。また、描かれた鳥については、北米に生息する「ショウジョウコウカンチョウ(カーディナル)」か、あるいは「アオカケス(ブルージェイ)」ではないかと議論が白熱している。


カーディナルはカトリック教会の枢機卿に由来し、死者の魂を運ぶ神聖な使いとも、吉兆や凶兆の使者ともされる。一方、ブルージェイはネイティブ・アメリカンの伝承におけるトリックスター(いたずら者)の象徴だ。
さらに興味深い説もある。1980年代にジョン・アレキサンダー大佐によって創設されたとされるUFO情報の隠蔽・操作を行う秘密グループ「エイビアリー(鳥小屋)」との関連だ。このグループのメンバーは鳥のコードネームで呼ばれており、クリストファー・グリーン博士のコードネームはなんと「ブルージェイ」だったという。また、元空軍諜報員のりチャード・ドーティによれば、「カーディナル」という名称は1980年代初頭に確認された地球外の宇宙船を指すコードネームとして使われていたとも言われている。
『未知との遭遇』『E.T.』の精神的続編か
『Disclosure』のプロットは厳重に守られているが、スピルバーグの名作『未知との遭遇』(1977)や『E.T.』(1982)の精神的続編になるのではないかという噂が絶えない。タイトルからも、UFOや地球外生命体に関する政府の「情報開示(ディスクロージャー)」をテーマにしていることは明らかだ。
最近公開された舞台裏の映像では、エミリー・ブラント演じる主人公が謎の黒塗りの車に追われるシーンが確認されている。スピルバーグ自身も以前のインタビューで、UFO現象に対する独自の考えや、政府が何かを隠している可能性について言及している。
果たしてこの映画は単なるエンターテインメントなのか、それとも現実世界で行われている情報操作への反逆なのか。エミリー・ブラント、コリン・ファースら豪華キャストが出演する本作の全貌が「開示」される日を、世界中が固唾を飲んで待っている。

参考:DailyGrail、ほか
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2024.10.02 20:00心霊スピルバーグ監督の最新作『Disclosure(ディスクロージャー)』、謎めいたポスターが話題に ― UFO隠蔽の真実に迫るのかのページです。スティーブン・スピルバーグ、情報開示などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで