第三次世界大戦時にはイランの攻撃で「アメリカ国民90%死亡」の可能性! 全面戦争で“激ヤバ最終兵器”を投入か!?

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イメージ画像:「Getty Images」

 米国がイランで英雄視されるソレイマニ司令官を殺害したことにより、両国間の緊張がかつてないほど高まっている。7日にはイランが弾道ミサイルでイラク国内の駐留米軍基地2カ所に“報復”。今後の展開次第では両国が大規模な戦争状態へと突入し、果ては各国を巻き込んだ第三次世界大戦に発展か……と懸念は高まるばかりだ。

■これからの戦争は肉弾戦メインになる!?

 2020年、そんな最悪のシナリオが現実となった時に使用が懸念される兵器、それが「EMP(=エレクトリック・マグネティック・パルス)」兵器だ。昨今、その小型化技術と拡散が進み、軍事関係者の間では危惧する声が上がっていた。

 EMP兵器とは、ターゲットに電磁パルスを照射することで、電子回路が耐え切れない過電流を発生させ、電子回路を焼き切る兵器のこと。現在、すべての現代兵器にはコンピュータと通信回路が組み込まれている。ミサイルやドローンなどの誘導兵器から戦闘機のアビオニクス、イージスシステムの中核をなすレーダー管制システムに至るまで、高度な電子機器が搭載された現代兵器にEMPが照射されれば、瞬く間に破壊され、すべてが使用不能になる。

 EMP兵器は「非対称兵器」と呼ばれ、現時点で防御する手段が一切ない。一方的に攻撃されるしかないのだ。迎撃しようにも、ミサイルのコンピュータが破壊されてしまうのだから、目視距離でしか攻撃できない。しかも、そんな距離まで近づける戦闘機はない。作動した瞬間、ミサイルや戦闘機は落下し、艦艇も航行不能になり、電子制御された戦車のエンジンさえ動かない。さらに歩兵も通信が遮断され、目視のみの銃撃や肉弾戦しかできなくなる。19世紀以前の戦争に先祖返りしてしまうのだ(※)。

※ 編集部注:ちなみに、アインシュタインは「第三次世界大戦がどのように戦うのか私にはわからない。だが、第四次世界大戦では、人類が石とこん棒で戦うであろう」という終末予言を残したとされる。これがEMP兵器が使われる戦争を予言したものだったと考えることもできそうだ。

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