奇習! 不幸な少年少女たちを貰い受け、性的虐待しまくり…! 同調圧力で黙認された「おらが町の名士」の鬼畜的所業を暴露!=東京
「実はですね、その紳士。あちらこちらから集めてきた年端もいかない子供たち相手に、それこそ“大人がするようなこと”をしていたらしいんです。要は、今で言うところの性的虐待ですよ。けれどもね、そのことがわかってからも、うちの家を含めて、近隣の住民はおろか、議員の先生やら、駐在さんやらといった面々までもが、そのことを必死になって隠そうとするんです。それどころか、いくら子供たちがですよ、その紳士の目を盗んで逃げこんで来って、逆にお説教をして家に送り届ける始末。本当におかしな話ですよ」
その表面上は“篤志家”であるという男性の、あまりに忌まわしき行為に耐えかねた子供たちが、一縷の望みを託す形で縋った大人たちまでもが、実に不可解な形で、この男性の味方となり、むしろ、彼の風評をさらに良くするために動くことが“暗黙のルール”として定着していたという当地の住民たち。こうした実に奇妙な状態が長らく続けられてきた背景には、「我々日本人特有の感覚が、大きく作用していたのではないか?」と春山さんは推測する。
「昔はね、隣組制度じゃないですけれども、それこそ、近隣で暮らす人々というのは、一蓮托生的な位置づけだったんですよ。となれば、いくらおかしなことをやっている人間がいたとしたって、その人間は“身内”も同然ですから、そういう“身内の恥”を晒すことというのは、必死になって避けてたものなんです。まあね、今の時代の人たちからしたら、体たらくぶりを責めるんでしょうけれどもね、なにせ当時は、障碍児が生まれただけで、それを“なかったこと”にして、ひっそりと座敷牢で育てていた時代です。理解してくれと言う方が間違っているのは百も承知ですけれども、とにかく、当時の人間にとっちゃ、いろんな事情を含めて”しょうがないこと”だったんだと思いますよ」
いわゆる「村社会的」な意識と、日本人特有の「同調圧力」により、はからずも性的虐待を行う鬼畜男を野放しにする形となってしまったという当地の住民たち。彼らの心情はともかく、その毒牙にかかってしまった子供たちの胸中を思うと、なんともやりきれないものがあるというのが、正直なところである。
(取材・文/戸叶和男)
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