【閲覧注意】衝撃的な一つ目の“サイクロプス子牛”が誕生! 神格化されて大人気、飼い主も有名に=インド
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日本民俗学の創始者である柳田國男は、“一つ目小僧”について「山の神が零落した存在」と定義した。柳田は目が一つであることを神格化したが、このような発想は日本に限ったものではない。インド西ベンガル州の都市バルダマーンで今、一つ目の牛が生まれ、神として人々から崇拝されているというのだ。この子牛を映した動画がネット上で拡散されて話題となっている。
動画の子牛には、顔の中央に大きな一つ目が鎮座している。鼻もないため、舌を突き出し、口で息をしている。不気味というよりも、どことなく可愛らしい外見だ。この子牛は先天奇形の「単眼症」だと考えられている。この奇形では、本来2つあるはずの目が顔の中央に1つしか形成されず、鼻の位置もずれたり形成されなかったりする。染色体異常や遺伝子変異、ビタミンA不足、特定の植物の摂取などが原因とされる。
単眼症の子牛は出生後、母牛から育児放棄され、地元の人々に引き取られたと報告されている。英紙「The Daily Mail」によると、子牛の現所有者は「単眼症の子牛が生まれてからずっと、その姿を一目見ようとやって来る人々で私の家は賑わっています。彼らは、この子牛が神の奇跡であると考え、崇拝し始めました」と話しているという。
インドでは、2017年にもアッサム州で単眼症の子ヤギが誕生し、地元の人気者となった。動画には、一つ目の黒ヤギが舌をちょこんと出してメーメー鳴いたり、人間の手の上で大人しく座っている様子が収められている。飼い主のムクーリ・ダースさんは「この赤ん坊ヤギのおかげで私たちも有名になることができ、とても嬉しいです。このヤギが私の家に幸運をもたらすと信じています」と語り、黒ヤギを“福の神”だと考える。
どうやらこの国では、単眼症で生まれた牛やヤギは神として崇められ、大切にされることが多いようだ。長生きできない個体だが、それでも家畜として屠殺されてしまうよりは幸せな一生なのかもしれない。
(文=標葉実則)
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