植毛失敗した頭がハゲより悲惨、身の毛もよだつ惨状!
【閲覧注意】植毛に失敗した頭がハゲより悲惨! 壊死、ブツブツ穴、大炎症… 身の毛もよだつボロボロの頭
世界中の男性が、頭髪が薄いもしくは全くない状態、すなわちハゲに悩んでいる。そんな彼らに希望の光を与える術が植毛だ。植毛というと髪の毛を植えるイメージが抱かれがちだが、実際に行われるのは、毛根細胞を含む皮膚を採取してハゲ部分に貼り付ける皮膚移植の一種である。
一般的になりつつある植毛だが、しばしば高額な費用が必要となるため、髪の毛とお金を天秤にかけて躊躇してしまう男性も多い。彼らの中には、費用を節約するため、外国で植毛を受ける男性もいる。渡航先としては、メキシコやトルコ、インド、スウェーデンなどがポピュラーだ。しかし、これらの国々で行われる植毛は低価格ではあるものの、必ずしも安全ではなく、時として悲惨なことになってしまう。国際毛髪外科学会(International Society of Hair Restoration Surgery、ISHRS)は、注意を喚起する目的で、植毛の失敗でボロボロになった頭の画像を公開した。
頭皮が炎症を起こして真っ赤になっている画像、毛穴が大きくくぼんで蜂の巣のようになっている画像、皮膚の一部が壊死して黒ずんでいる画像……。いずれもグロテスクな画像ばかりだが、植毛で費用をケチるとこうなる可能性があるという事実から目を背けるべきではないだろう。ISHRSに所属するリカルド・メイジャ医師は次のように述べる。
「(低価格の植毛を行う団体は)すばらしい紹介文を掲載して、まるで専門医のチームであるかのように思わせる詐欺的な広告をマーケティング戦略としています。しかし、実際に手術を行うのは、医療訓練を受けていない者かもしれません。植毛の需要はとても高いですが、タクシー運転手やシリア難民が一部の国々で手術を行っているとの報告もあります」
ISHRSによると、2017年に世界各国で行なわれた植毛は635,000件で、2006年の225,779件から181%も増加したという。一方、植毛に失敗して頭皮に跡が残る患者も増えていることから、ISHRSは違法もしくは不正な植毛を行う団体による被害を減らすため、「ブラックマーケット・アウェアネス」キャンペーンを開始した。
最近は、インド・ムンバイにある民間のクリニックで、植毛を受けた男性が死亡する事件が起きた。植毛を行ったのは経験豊富なベテラン医師だったが、患者の要望から一度に通常の3倍もの皮膚移植を行ったという。また、患者はアレルギー体質だったため、手術中に使用した薬品によってアナフィラキーショックを引き起こした可能性もあるとみられている。
ベテラン医師によって行われる植毛でさえ死亡事故につながることがあるのだ。ましてや、医師でない者たちによって行われる植毛なら……。植毛でお金をケチってはいけない。
(文=標葉実則)
参考:「The Daily Mail」、「Times of India」、ほか
※無修正の画像は「The Daily Mail」にてご覧いただけます。
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