「マンデラ効果」はオカルト界最重要ワード! ネルソン・マンデラ死亡説から始まった“パラレルワールド”との相互干渉とは!?
今日20日、日本テレビ系列「金曜ロードシネマクラブ」で、ラグビー南アフリカ代表の実話に基づく映画『インビクタス/負けざる者たち』が放送される。人種差別政策撤廃後、南アフリカ初の黒人指導者となったネルソン・マンデラ大統領と人種の垣根を越えて一丸となるラガーマンらの姿を描く。
この映画のようにマンデラはアパルトヘイト撤廃に尽力したヒーローのように扱われることが多いが、実は、彼の名前にちなんだ最重要オカルトワードがあるのをご存じだろうか?
それは、「マンデラ効果」といって、過去の疑いようのない記憶が、事実と反するものになってしまっている(と当人には思える)現象のことを指す。この現象が起きる原因としては、パラレルワールドとの相互干渉が指摘されている。
最近では、米企業がクレーム対応に“マンデラ効果”を言い訳として使うなど、オカルト界だけでなく一般にも「マンデラ効果」の概念が広がっている。もちろん、トカナ編集部にも「マンデラ効果」の影響は及んでいる。今日も打合せの時間を間違えてしまうミスがあったが、本当はミスではなく、「マンデラ効果」が原因で、編集部の責任ではなかった(はず)。
ではでは、今回はこの「マンデラ効果」の意味や発祥を紹介した過去記事を紹介する。
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■ネルソン・マンデラにちなんだ「マンデラ効果」とは?
それまで疑問の余地もないと思っていた記憶が、実はまったくの誤りであることが判明してショックを受けた経験はないだろうか。もしあるとすれば、それは別の世界を垣間見た時の記憶なのかもしれないと指摘しているのが超常現象研究家のフィオナ・ブルーム氏だ。英タブロイド紙「Express」が紹介している。
過去の記憶がいつの間にか事実と反するものになってしまっている現象を、ブルーム氏は「マンデラ効果」と名づけている。アパルトヘイト撤廃に尽力した世界的指導者であるネルソン・マンデラ氏であるが、3年前の2013年に氏の訃報のニュースが流れた時は、決して少なくない人が虚をつかれる感じを覚えたという。てっきりマンデラ氏は1980年代に獄中で亡くなっていたものと思い込んでいた人がけっこういたというのだ(実際は1999年に大統領を辞職して政界から引退)。
そしてブルーム氏は、マンデラ氏が80年代に亡くなっていたはずであるというこれらの人々の記憶は、間違いではない可能性があると主張している。いったいどういうことなのか。
「これは陰謀論ではありません。虚偽記憶(false memories)の話ではないのです。我々の多くはパラレルワールドの存在を想定しています。そして気づかないうちに、パラレルワールドは我々の世界に滑り込んできているのです」(フィオナ・ブルーム氏)
つまり、パラレルに存在する別の世界ではマンデラ氏は80年代に亡くなっており、それはそれで1つの事実であるという。そして一部の人々はその“事実”を実際に体験しているというのだ。
これまでにも、ヒュー・エヴェレットの多世界解釈(many-worlds interpretation)などによってパラレルワールドの存在は指摘されているが、あくまでもパラレルワールドはお互いに完全に絶縁状態にあると考えられてきた。つまりもしパラレルワールドが存在するにせよ、この現実とはまったく関係ないので考える意味がない=存在しないも同然ということだ。
ということはブルーム氏は、これまでの定説に反してパラレルワールド同士の相互干渉が起り得ると主張していることになる。パラレルワールドの“事実”が、時にはこの現実の世界に“滑り込んで”くることがあるというのだ。
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2024.10.02 20:00心霊「マンデラ効果」はオカルト界最重要ワード! ネルソン・マンデラ死亡説から始まった“パラレルワールド”との相互干渉とは!?のページです。モハメド・アリ、記憶、パラレルワールド、仲田しんじ、ネルソン・マンデラ、マンデラ効果、誤情報効果などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで