電通局長の暴行逮捕、マスコミが書けない「電通タブー」発動か? あの薬物事件に当局関心、電通マンのトンデモ素性とは!?
活字メディアにとって3大タブーと言えば、トヨタとセブンイレブンと電通だ。簡単に言ってしまえば、トヨタはメディアにとって大広告主であり、セブンイレブンは大事な販売網であるコンビニ業界のトップ。そして電通は企業とクライアントを繋ぐだけでなく、日本そのものの“設計図”を作っていると言っても過言ではないほどの“力”を持つ。
そんな電通の幹部社員がとんでもない蛮行で現行犯逮捕された。連行されたのは電通の新聞局長・吉野純容疑者(51)。神奈川県警港北によると、吉野容疑者は13日午後10時15分頃、ラグビー・ワールドカップ(W杯)の日本対スコットランド戦が行われた横浜国際総合競技場の敷地内で、警備員のアルバイトをしていた大学3年の男子学生(21)の左頬を右手で1回叩いた疑いが持たれている。現場近くにいた警察官がその場で取り押さえた。
吉野容疑者はW杯の観戦の帰りで、観客誘導用の柵をずらして前の人を追い抜こうとした際、警備員に注意されて腹を立てたという。吉野容疑者は会場で酒を飲んでいたといい、調べに対し「叩いていません」と容疑を否認している。
「このニュースに頭を抱えたのは、新聞社です。本来ならば、取材して当然の案件ですが、よりによってよりに新聞局のトップが逮捕された。大々的に報じて機嫌を損ねたら、広告が降りてこなくなることも想定されます。編集部では『ニュースとして取り扱うべきか』と会議を行う社が続出したようですね。結局、報道本来の立場にかえり『相手が電通でも事件なのなのだから、一報は報じるべき』となったようですが、詳しい素性など、ほかの芸能ニュースに比べれば出づらいかもしれませんね」(週刊誌記者)
電通は、ラクビーW杯の大会マーケティングや市場調査などを担当。吉野容疑者も関わっていたようで「当日のチケットはいわゆる“コネチケ”。歴史的瞬間を見れただけでもうらやましいのに、その帰りに傲慢な態度で暴行を働いたのだから、大会に水を差したと言っていい。ネット上は大炎上しています」(同)
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