身分・年齢・性別不問で参加可能「秘密の宴」とは!? 殿様が考案、城下町“乱交SEXパーティー”の歴史
【日本奇習紀行シリーズ 東北地方】
「天は人の上に人を作らず」とはいうものの、実際には上になったり下になったり、場合によっては横に並んだりと、せわしなく動き続けるのが人の世の常というものである。
「まぁ、昔はいろいろとそういうのもあったとは思うけどもさ。所詮はお遊びだからね(笑)」
かつて東北地方にある小さな城下町で行われていたという、なんとも奇妙な宴についてそう語るのは、当地で代々、伝統工芸品の木製玩具を作っているという職人・和田道夫さん(仮名・85)。和田さんの話によると、その昔、当地においては、身分や年齢、性別に関係なく参加する“秘密の宴”が行われていたという。
「江戸時代からやっていたっていう話なんだけども、みんなで酒を持ち寄って、飲めや歌えやの宴会をやった後で、誰彼構わずナニするっていう。そういう会だね」
毎月新月の夜になると、町一番の大きさだという神社の境内に集まり、大騒ぎをするという当地の人々。その後は今風に言えば乱交パーティーじみた催しとなるわけだが、その際には身分や年齢などには関係なく、お互いに気に入った相手と、ゆきずりの関係を結ぶことが当たり前となっていたのだそうだ。
「もともとはこのあたりを治めていた殿様が、お忍びで城を抜け出してはじめたことらしいんだけども、なにせ本当の無礼講だからね。金持ちの奥さんと、その家の奉公人がナニするだなんてことも当たり前でさ」
日頃は明確な上下関係があっても、宴の最中だけは、そうしたものを気にせずに、「上になったり下になったりしてた(笑)」(和田さん)という当地の人々。さすがにこうした宴は姿を消して既に久しいとはいうが、なにかにつけて閉塞感や暗い雰囲気が漂いがちな昨今、ひょっとしたら現代人の我々も、たまにはこうした形でハメを外すことも必要なのかもしれない。
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