ベトナムのゲテモノ料理チャールイが視覚的に強烈すぎてヤバすぎる!! 大量のゴカイをオムレツに

 今夜23時15分からの『Google Pixel presents ANOTHER SKY』(日本テレビ)は、フリーアナウンサー・宇賀なつみが食文化豊かなベトナムへ。大の旅好きとして知られる彼女だが、5年前、会社の夏休みを利用してこの地を訪れた際、現地で暮らす人々の自由な生き方と、この国に流れる時間に触れて、独立する覚悟を決めたという。

 昨今、人気の旅行先としてブームが再燃しつつあるベトナム。ベトナム料理といえば、フォーや春巻きといった日本人にも馴染みやすいメニューが多く、味覚の相性の良さも魅力のひとつとなっているが、近年ハノイでは、釣り餌のイメージの強い「ゴカイ」を使った料理が流行しているという。

 見た目のインパクトは強烈だが、かつては三陸地方にもゴカイの一種を食べる風習があったというから、意外にいけるのかもしれない…? 2020年の記事よりベトナムに行ったら試してみるべきソウルフード「チャールイ」を紹介する。

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※ こちらの記事は2020年12月3日の記事を再掲しています。

 秋から冬にかけて、ベトナム・ハノイの屋台で旬のグルメといえば「チャールイ」と呼ばれるオムレツ料理だ。オムレツの中には玉ねぎやみかんの皮、豚のミンチ肉、そしてゴカイがたっぷり入っており、ゴカイの濃厚な味わいが人気の一品だという——。オルタナティブニュースサイト「Oddity Central」(11月23日付)が報じた。

Chả rươi – Vietnam’s Popular Worm Omelet (Oddity Central)

ベトナムのゲテモノ料理チャールイが視覚的に強烈すぎてヤバすぎる!! 大量のゴカイをオムレツにの画像1
チャールイ 画像は「Wikipedia」より引用

 ゴカイというと日本では釣り餌のイメージが強いが、ベトナムや中国では食材として人気がある。チャールイに使われるのはTylorrhynchus heterochaetusという長さ5センチほどのゴカイの一種で、タンパク質やアミノ酸に富んだ良質な食材なのだという。秋から冬にかけての繁殖の時期、湖や水田などではゴカイが大量に発生し、かつては農村で消費されるのみだったが、近年は市場にも持ち込まれて売られるようになったそうだ。

ベトナムのゲテモノ料理チャールイが視覚的に強烈すぎてヤバすぎる!! 大量のゴカイをオムレツにの画像2
画像は「Wikipedia」より引用

 チャールイの作り方は簡単だ。ゴカイをお湯に入れて、身体中の触手や汚れを取り除き、卵と生臭さを消すみかんの皮やハーブなどと混ぜ合わせて焼いたり揚げたりする。近年は冷凍ゴカイなどもあるようで、手軽に作れるチャールイはベトナムの家庭料理のひとつとなっている。

 ベトナムではチャールイ以外にも、香辛料と煮込んだりスープにしたり、さまざまなゴカイ料理が人気を集めているという。

 ゴカイは日本、中国、インドネシアなど太平洋沿岸で広く見られる生物だ。ゴカイを食べる文化は中国にもあり、広州料理などでは茶碗蒸しや炒め物によく使われているという。また、日本の三陸地方でもかつてゴカイの一種「エラコ」を食べていたといい、平坂寛氏が「Daily Portal Z」に食レポ記事を掲載している。

 ベトナム・ハノイに行ったなら、チャールイは勇気を出してぜひ試してみるべきメニューの一つだろう。

参考:「Oddity Central」、「Wikipedia」、「Daily Portal Z」、ほか

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