ギネス世界記録認定「世界最大の口」を持つ女性! リンゴ1個まるごと収納可能
身体的特徴は間違いなくその人物の個性になる。類まれな身体的特徴でギネスのタイトルを獲得した女性は「世界で最も大きな口」を持つ人物であった――。
「世界で最も大きな口」でギネス認定
ご存じのように新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したことで、長かったマスク生活にも徐々に終わりが見えてきている。
コロナ禍の最中に知り合った人物の中にはマスクを取った顔を見たことがないというケースがあったとしても不思議ではない。そして今後、マスクを取った顔がイメージ通りだったりそうではなかったりと、さまざまな“再発見”が待っていそうだ。
もしマスク生活の中で出会っていたならば、マスクを取った姿に驚くこと必至なのがサマンサ・ラムズデルさんだ。彼女は2021年7月にギネス世界記録を獲得したのだが、そのタイトルは「世界で最も大きな口」である。
ラムズデルさんは口をタテに6.52センチ開くことができ、口の横幅は10センチ以上と測定され、ギネス世界記録に認定されたのである。
米メイン州出身のラムズデルさんは現在33歳で、その口はサブウェイサンドイッチ、マシュマロ22個、リンゴ丸ごと1個などを収容することができる。マクドナルドのLサイズのポテトを一度にすべて口の中に入れることも可能だ。
その大きな口を駆使したそうしたチャレンジの一部は彼女の「TikTok」で見ることができる。こうしてオンラインで独自の地位を獲得したラムズデルさんだが、時には悪質な荒らしの書き込みにも直面している。
実際に一部の悪質なユーザーから彼女は「ビッグマウスバス」や「カエルガール」と呼ばれ、ピットブルに似ているなどの誹謗中傷を受けている。しかしラムズデルさんはそのような悪口をいっさい気にはしていないということだ。
「私たちのユニークさは称賛されるべき」
幼い頃のラムズデルさんはこの大きな口にコンプレックスを感じていたこともあったという。
「私は自信がなく、自意識過剰で、口を小さく見せるためにいつも唇にメイクをしていました」とも話している。
しかし徐々に自身の口の大きさを受け入れるようになり、今では自分のようにユニークな身体的特徴を持っている人にインスピレーションを与えたいと考えて活動を行っていると語る。
「私は自分の違う部分、自分をユニークにしているものを愛し、それを自分の利点に活かすことを学びました」(ラムズデルさん)
2020年から動画をSNSを投稿しはじめたラムズデルさんは、現在では動画1本あたり推定1万1000ポンド(186万円)を稼いでいるといわれている。
ある動画クリップには、彼女が大好きなサンドイッチの一気食いを披露し、美味しい肉料理を大食いするシーンもある。
「できれば人々を笑わせ、彼らの不安を和らげることができればと思っています」(ラムズデルさん)
ラムズデルさんは自分の“身体的特徴”がどのようにして自分の人気を高めるのに役立ったのかについて話し、かねてからコメディの世界に進みたいとずっと思っていたと語っている。
「人生に合わせようとしたり、自分ではない自分になろうとするには人生は短すぎます。私たちのユニークさは称賛されるべきだと思います。自分との違いを褒められるのは素晴らしい気分です」(ラムズデルさん)
「世界で最も大きな口」を駆使して人々を楽しませ、ユニークな“身体的特徴”を持つ人々に勇気を与えるラムズデルさんの快進撃が今後もまだまだ続きそうだ。
参考:「Daily Star」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊ギネス世界記録認定「世界最大の口」を持つ女性! リンゴ1個まるごと収納可能のページです。ギネスブック、世界記録、大口などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで